【桜蘭高校SS】もう一つの太陽【中性主】 (ページ2)

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放課後探検ページ2

「ごめんなー、校内まで案内してもらうとか…藤岡には迷惑かけてしまったけど、ほんとありがたいわー！」

「ううん、いいんだよ。それで、こっちが第二理科室そして最後にここが___「なぁ！ここ開けてみてもええかな？」＿＿＿＿あー、うん…」

「「「ようこそ、お嬢様____」」」

扉を開けるとそこはホスト部でした…。

「…えーと？これは、何や？」

「何って、ホスト部だけどー？」

「ふっ、少年よ！ここは主に女性のお客様が来る場所だ！それとも…入部希望者かにゃー？」

なにこいつなんかキラキラしとるけど変やな()
つか主に女性のお客様て…性別関係なくね？？

「タマちゃぁん？！」

「全部声に出てるよ、Aくん……ふっ」

「あ！？ハルヒ今笑ったな！？お父さんお前をそんな子に育てた覚えはありません！」

「あ、気にしなくていいよ。勝手にお父さんって言ってるだけだから。」

「ところでハルヒ、そちらのお客様は？」

「あぁ、転校してきたAAくんです。今校内案内をしてたのですが…」

「あ、何か面白そうやからホスト部入れてー」

「ふむ、A家と言えば江戸時代の大名の家で現在は電子機器の開発が盛んな名家だそうだ。」

「おー、よく知ってんね。その通り！僕はA家の人間だぜ！」

「Aちゃんは〜、女の子〜？男の子〜？」

「あー、お言葉ですが、性別って関係ありますかね？僕は別にどっちでもいいと…ってえ？！泣かないで下さい！言い過ぎましたから！！

ま、僕は体は女性、心はどっちも、って感じですねー」

「ふむ、そのようなキャラはうちの部には居ないからな。入部したいんだろ？よし、合格だ。」

「ありがとうございます！鏡夜先輩？」

「鏡夜であっている。」

「Aくんは運動がお好きなのね！」

「んー、そーだネ。でもあれだけは好きになれんなー。」

「あれとは何ですの？」

「…その、…て、鉄棒……」

「まぁ、意外ですわ！」

「照れながら言われているのがまたなんと愛らしいことでしょう！」

「ふむ、一日でこんなに成果を得られるとは。
予想外だな。」

「あ！きょーや先輩！褒めてー、褒めてー！」

「犬っぽいところもまたいいですわね…！！」

「…ふー、疲れたな。
売り上げのためとは言え、あれはちょっとキツかったかな？」

「いや、普段鏡夜との絡みは見られないため客も良いと言っていたぞ！！」

「ならええんやけどー。」

「「「(A…恐ろしい子っ！)」」」