お掃除です ページ37
｢それじゃあみんな位置について♡よーい…｣
｢スタート♡｣
赤根先輩の合図で、一斉に皆が“掃除”を始める。
デッキブラシ競争をしたり、
ホースを使って虹を出したり、
じゃんけんでゴミ出し係を決めたり、
先輩方がカエルの見つけ合いっこをしたり、
横尾たちが赤根先輩に見蕩れたり、
ミツバが転んだり、
オレが転んだり、
渡辺がAにちょこちょこついて行ったり、
結局Aも転んだり。←
掃除と言うより、学園のみんなで仲良く遊んだって感じだな。
……Aに誘われて行っただけだけど、案外楽しかった。
……渡辺は怖かったけど。←
＿＿＿＿＿＿＿
寧々視点
｢疲れたぁ…｣
掃除もひと段落着き、今はベンチに座って休憩中。
でも、掃除を始める前と変わらず、セミはミンミンと鳴き続けている。
さすが真夏、タオルを巻いていても、この暑さは凌げない。
｢先輩、どぞ｣
源くんがやってきて、飲み物を渡してくれる。
｢隣いいすか｣
｢うん！どうぞー｣
少しズレて、源くんの場所を開ける。
｢……さっきの話の続きなんですけど｣
缶ジュースの飲み口を見つめて、源くんが口を開いてすぐ。
｢僕のジュースは？｣
と、後ろから声が聞こえた。
｢ミツバくん！｣
｢2人でコソコソしちゃってさぁ、何話してんの？｣
ベンチの周りをウロウロとし、何か気づいたようにハッと口元に手を当てる。
｢まさかエ〇話！？？〇ロ大根にエ〇ピアスなの！！？｣
とあらぬ疑いをかけてきた。←
すかさず源くんが冷えたジュースを渡して、ミツバくんを追い払う。
その光景が、なんとも微笑ましい。
｢仲良しだね｣
｢いや…んなことないっす｣
……あっそうだ。
急に変な塔が出てきたのよね…。
花子くん達に聞くと、入学した時からずっと建設中らしくて…でもそろそろ完成するらしい謎の塔。
私には覚えがなくて、昨日まではなかったような気がするのよね……。
そのことも聞いて見ようかな、と思い、｢ねえ源くん…｣と、振り返ると、
フェンスの向こう側に、1人の女の子を見かけた。
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我妻 凛生 - やっぱり、この作品神 花琉Ｖ||さんも神 光くんも神 (2020年12月17日 11時) (
レス) id: 2cf38c9a15 (このIDを非表示/違反報告)
花琉�� - お茶と夏さん» そ、そんな嬉しいです…！ありがとうございます！更新停止状態でほんとすみません…ありがとうございます…！ (2020年8月6日 16時) (レス) id: 6e5e2b8cef (このIDを非表示/違反報告)
お茶と夏 - ぎゃああああああ！！！其の一から一気読みさせていただきましたッめっちゃすごいです！！（語彙力）あれ、目から涙が… これからも無理せず頑張ってください！ひそかに応援させていただきます(^▽^)/ (2020年7月14日 18時) (レス) id: eaec31ac14 (このIDを非表示/違反報告)
花琉�� - さくらみるくさん» 待って、優しすぎて泣いた()お久しぶりです…！ずっと更新停止状態でごめんね、頑張るね…！ (2020年6月27日 13時) (レス) id: feeba1fe32 (このIDを非表示/違反報告)
さくらみるく - え、え、え、待っていつの間にか更新されてる？！お久しぶり、さくらです〜ヾ(＾v＾)k ついにエソラゴト編かぁ〜……更新、無理せず頑張ってね。私はいつでも花琉ちゃんの味方だよ〜。 (2020年6月20日 13時) (レス) id: cab58be921 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花琉 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a1129/
作成日時：2019年11月17日 22時
