落ち着いて欲しいです ページ11
鈴波視点
私の視点初めてだな…。
皆私の本名覚えてるかな。
すずはだよすずは！わ･た･な･べ･す･ず･は！！
Aにはスズちゃんって呼ばれてるの！やっと思い出した？
それでもわからんってやつはツラ貸せや。←
…まあ茶番は置いといて、←
Aん所に遊びに行こうかと。
あの人かなり依存してるからね。
源(光くん)に。
暇してるだろーなーと思いまして。
「A〜、スズだよ〜遊びに来たよ〜」
シーン…
…あれ？
いつもなら「スズちゃん！」って駆け寄ってくるのに。
前の世界でも人懐っこくて可愛かったのに、さらに可愛くなって、
もう、癒やし。
「A〜？」
もう一度名前を読んでみるも、反応なし。
「…A？」
いない？
…なんだか嫌な予感がした。
だって、Aは力の弱いただの幽霊だし、此岸に存在できないし、
…ヤコさんに知らせなきゃ！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「ヤコさんっ！Aがいない！」
「はあ？」
「…は……？」
あ、七番と源も居るのね。
「は、おま、今Aって……」
源が震え声で言ってくるけど、
わざわざ答えてる余裕はない。
「私、Aのこと探してくる！」
「あてはあるの？」
「ない！」
とりあえず報告だけして、私は理科準備室を飛び出した。
そういえば今ってどの辺りなんだろ。
こないだ爺婆祭があって、
理科準備室にヤコさん源七番が集合してて、
七巻とかかな？
…まさかA、カガミジゴクにいるんじゃ、
…ッダメだ、あそこは、Aが壊れる。
間に合え……！
「ぎゃっ」
入り口から放り出されて変な声が出た。
水だ。鏡もたくさん飾られてる。
じゃあここが三番の境界…？
「！Aっ！」
Aは、中央にある境界の、本体らしき鏡の前にうずくまっていた。
「ｳｸﾞｯご、ごめっ、ﾋｸﾞｯす、すみませんでした……！」
「落ち着け、大丈夫。私がいる」
「スズ、ちゃ、わたっわたしがっ、全部、悪いから……っゆりが、ごめっごめんなさい…！わたしの…っせい、でっ…」
「ううん、Aのせいじゃないよ。だから安心しな。ほら、深呼吸して」
どれだけ言葉を掛けても、優しく抱きしめても、Aは泣き止まない。
どんな責任感持ってんだか……。
「…てか、なんで撫でて……」
……言いたいことは分かった。
「さーねーまあ源よりか霊力は強いし、Aと私の縁があるからかな？」
【あれ、スズハもいるのぉ？久しぶり〜！】
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我妻 凛生 - やっぱり、この作品神 花琉Ｖ||さんも神 光くんも神 (2020年12月17日 11時) (
レス) id: 2cf38c9a15 (このIDを非表示/違反報告)
花琉�� - お茶と夏さん» そ、そんな嬉しいです…！ありがとうございます！更新停止状態でほんとすみません…ありがとうございます…！ (2020年8月6日 16時) (レス) id: 6e5e2b8cef (このIDを非表示/違反報告)
お茶と夏 - ぎゃああああああ！！！其の一から一気読みさせていただきましたッめっちゃすごいです！！（語彙力）あれ、目から涙が… これからも無理せず頑張ってください！ひそかに応援させていただきます(^▽^)/ (2020年7月14日 18時) (レス) id: eaec31ac14 (このIDを非表示/違反報告)
花琉�� - さくらみるくさん» 待って、優しすぎて泣いた()お久しぶりです…！ずっと更新停止状態でごめんね、頑張るね…！ (2020年6月27日 13時) (レス) id: feeba1fe32 (このIDを非表示/違反報告)
さくらみるく - え、え、え、待っていつの間にか更新されてる？！お久しぶり、さくらです〜ヾ(＾v＾)k ついにエソラゴト編かぁ〜……更新、無理せず頑張ってね。私はいつでも花琉ちゃんの味方だよ〜。 (2020年6月20日 13時) (レス) id: cab58be921 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花琉 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a1129/
作成日時：2019年11月17日 22時
