突入です ページ14
※原作と流れが違います。七巻見ずに行く。
光視点
先輩が鏡に吸い込まれた……。
花子が焦りに焦りまくって蜘蛛野郎のところに行ったら、
「ヤコさんっ！Aがいない！」
渡辺…だっけか、そいつがそんなこと言いながら飛び込んできた。
嘘だろ？こいつ今Aって言ったか？
だってあいつはオレの前で……
「私、Aのこと探してくる！」
オレが一人停止してると、あいつはまた飛び出していった。
「あ、ちょっ待てよ！」
「……二番」
「…しょーがないわね、連れてってやるわよ！」
「丸くなったね」
「うっさい七番」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
キツネに鏡野郎の境界に連れていってもらうことになった。
そん時でも、先輩のことじゃなくて、Aのことがぐるぐるぐるぐる頭を駆け巡る。
A、渡辺のところに居たのか？怪異になったのか？
……ならなんでオレに会いにきてくれなかったんだよ……。
「少年」
「怪異にも、色々あるから。あんまり思い詰めても得じゃないよ」
花子がオレを慰めてくれるように、優しく声をかけてくれる。
でも、でもな、
気にせずにはいられないんだよ、目の前で命の灯が消えた、大好きな人に会えるかもしれないって思うなら、
心臓がバクンバクンなって、仕方ないんだよ。
「A…」
「……ﾊｱ、あのね、一つ言わせてもらうけど」
「いつまでたってもうじうじしてる男は、嫌われるわよ」
「え？」
「は？」
キツネが突然何を言うかと思えば、
Aに、嫌われる……？
「にばーん、今の少年それ額縁通りに受け取っちゃうよ、言葉足りない」
「あたしが言ったのは額縁通りの意味よ。いつまでもそんなんじゃ、…ああもう、じれったい！」
「どーせあんたは未練がましくずっとあの子の事想ってんでしょうけど、あんたがそんな女々しくてどうするのよ！男なら男らしくどっしり構えていなさいよ。
…あんたには、まだ未来があるんだから。あたしみたいに狂ったらダメよ」
「…！！」
キツネの言葉が、心の深いところに刺さった気がした。
「…そうか」
それは、オレの中にゆっくりじんわりしみこんでいった。
「ま、あたしは応援してるからね。…ついたわ、ここが三番の境界の入口よ。
言っとくけど、あたしはここまでつれてくるだけだから。帰りは自分でなんとかしなさいよ」
「おう！ありがとなキツ…ぎゃああああ！？」
「キツネって呼ぶな！」
お礼を言おうとしたら噛まれた。
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我妻 凛生 - やっぱり、この作品神 花琉Ｖ||さんも神 光くんも神 (2020年12月17日 11時) (
レス) id: 2cf38c9a15 (このIDを非表示/違反報告)
花琉�� - お茶と夏さん» そ、そんな嬉しいです…！ありがとうございます！更新停止状態でほんとすみません…ありがとうございます…！ (2020年8月6日 16時) (レス) id: 6e5e2b8cef (このIDを非表示/違反報告)
お茶と夏 - ぎゃああああああ！！！其の一から一気読みさせていただきましたッめっちゃすごいです！！（語彙力）あれ、目から涙が… これからも無理せず頑張ってください！ひそかに応援させていただきます(^▽^)/ (2020年7月14日 18時) (レス) id: eaec31ac14 (このIDを非表示/違反報告)
花琉�� - さくらみるくさん» 待って、優しすぎて泣いた()お久しぶりです…！ずっと更新停止状態でごめんね、頑張るね…！ (2020年6月27日 13時) (レス) id: feeba1fe32 (このIDを非表示/違反報告)
さくらみるく - え、え、え、待っていつの間にか更新されてる？！お久しぶり、さくらです〜ヾ(＾v＾)k ついにエソラゴト編かぁ〜……更新、無理せず頑張ってね。私はいつでも花琉ちゃんの味方だよ〜。 (2020年6月20日 13時) (レス) id: cab58be921 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花琉 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a1129/
作成日時：2019年11月17日 22時
