お菓子作りです ページ25
「ヤシロさぁ、なーんか最近変じゃない?」
はい、今日も今日とてトイレ掃除です。
ちなみに光くんも手伝ってくれてます、イェイ☆
「別にいつも通りよ?」
花子くんに背を向けてつーんとモップをかけるヤシロ。
「掃除中に愚痴も言わなくなったしぃ」
「いいことじゃない」
「エーつまんないよー」
答えながらも決して花子くんに目を合わせようとしないヤシロ。うん、これは理由を知らなくても変だよ。
「なんでこっちみないの!?」
と、花子くんは強制的に顔を自分の方に向けてる。
なんかグキッって言ったんですけど!?ものすごい音したんですけど!?
「……」
「上野」
「ん?なに?」
いきなり光くんに呼ばれた。
「放課後、家庭室に来てくれねーか?」
「……?いいけど……」
いや、耳元で?呼び出し??
これはっ、あれじゃなくてもヤバいやつだよ源さん!
そして、一気に飛んで放課後。
「じゃあオレ先輩呼んで来る」
「うん、分かった」
ハーイ、汚い家庭室の上野Aでーす。
何……?これ殺人現場?
だって包丁の突き立て方は人を殺 す時の刺し方だし……。
まず包丁はまな板に突き刺すものじゃない!
これ、ちょっとでも片付けとかないとねぇ……。
ドーナツ作りのお手伝いとして呼ばれました。
「いや〜先輩と上野が料理上手でマジ助かったッス!」
お、光くんの声が聞こえたぞ。
「さっきまで兄ちゃんとやってたんすけど、オレ料理苦手で、ちょっと失敗しちまって!」
「……」
「“ちょっと”…?」
その気持ちわかります。でもこれ源会長がしでかしたんです。
「あ、Aちゃん、お片付けありがとう。……うん、手伝うね」
「ありがとうございます……」
なんで料理しただけでこんなカオスになるんだろ……
「でもどうして急にドーナツ?」
「んっ…い、いやぁ〜…」
「いっ妹が…あ、オレ妹がいるんスけどっ、その妹が急にドーナツが食べたいって駄々こね始めて…ウチの台所じゃ作りづらいんでここ借りて…」
「突然すんませんッス!」
「ううん平気」
「上野も…」
「いやぁ全然。暇だし」
っていうか光くんにお誘いあったら無理やりにでも開けるから。
「最近ちょっと花子くんと顔あわせづらくて…助かっちゃったかも」
「「……」」
「あ」
「べ、別に喧嘩したとか何かされた訳じゃないのよっ、ただちょっと気まずいっていうかなんていうか」
ヤシロは、この雰囲気をごまかすように、がっしょがっしょと手を動かす。
「待った」
文字数☆
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バグ補正しないと死ぬってマジですか。
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ゆりりん - 私も光ミツ好きです (2022年8月1日 16時) (
レス) @page30 id: 2b16648ba7 (このIDを非表示/違反報告)
我妻 凛生 - もう光くんが尊い推ししか勝たん (2020年12月17日 10時) (レス) id: 2cf38c9a15 (このIDを非表示/違反報告)
花琉�� - 若葉さん» ありがとうございますぅ！！個人的にですね、光くんは純粋で子供っぽさがあって頑張りやさんの可愛い中に！かっこいいが入ると！！一瞬で爆死れべるで萌えます！！！(なんの話だよそんなんなくても光くんは萌えるよ)頑張ります！ (2020年3月5日 13時) (レス) id: a210479166 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - ここの光くんがちょーーーーーーー可愛い！ありがとうございます！浄化されました！ (2020年3月4日 18時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
花っち�� - 歯みがき粉さん» いやー光くんいいですよねぇーーー！！！リアルで分かってくれる人いなくて寂しかったんですよー！お気に入りだなんて……！ありがとうございますコメ力で更新頑張っちゃいます！ (2019年11月15日 22時) (レス) id: a210479166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花琉 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a1129/
作成日時：2019年9月13日 20時
