ドーナツです ページ23
じっと見つめるわたし達に根負けしたのか、話し始める。
「…俺」
「自分語りって苦手なんだケド…じゃあエート…一つだけ…だよ」
「……が好き」
「え!?」
「ドーナツ」
「が…好き」
…‥‥
キャーとひとりで恥ずかしがってる花子くん。
「ドーナツ!!ドーナツだって!!」
「秘密ですよ!」
「どうだドーナツ!?」
「お前らバカか?」
よっしゃひそひそ会議開始!
「ダメみたいだよ…」
「何味?何味がすきなの?」
「プレーン?」
「ふつうの…」
「どこのだ?」
「手作り」
「手作り!?」
「………なるほどねェ」
花子くんが見せた照れたような笑い顔を、先生は見逃さなかったようで。
「何がなるほどよ?」
「いやァ…」
「七番サマ、そんな顔もできるんだなァ…と」
「…なんだよ」
「意外ですねェ」
「なんせ俺は、あなたの秘密も未来も全部知ってるもんですから、今さら友人なんざ作る気はないものとばかり」
「…しかしまァ、面白いかね」
「ガキ共!時間切れだ」
「待って待って!飼ってるハムスターとキスの練習をしてます!!」
「ひじきが食えねぇ!!」
「人形も怖いです!!」
「もういいもういい、お前らに大した秘密がねェのはよーくわかった」
「こ、校内放送だけは…」
ブルブル震えてるわたし達に、シャーッと威嚇をする。
ビクッ
いや、知ってるけども!先を知ってるけどもあの顔を見た後だと、この人ならやりかねないって本能が言ってるのよ!
「しねェよ」
ぽん、とわたし達の頭に手(足)を載せる。
「いーのか!?」
「さっきのは冗談(みたいなもの)だ。それに…」
「ちったァ面白いもんが見れたしな」
かち、とランプをつけると、
「何!?」
「本棚が…!」
「依代まで案内してやる」
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ゆりりん - 私も光ミツ好きです (2022年8月1日 16時) (
レス) @page30 id: 2b16648ba7 (このIDを非表示/違反報告)
我妻 凛生 - もう光くんが尊い推ししか勝たん (2020年12月17日 10時) (レス) id: 2cf38c9a15 (このIDを非表示/違反報告)
花琉�� - 若葉さん» ありがとうございますぅ！！個人的にですね、光くんは純粋で子供っぽさがあって頑張りやさんの可愛い中に！かっこいいが入ると！！一瞬で爆死れべるで萌えます！！！(なんの話だよそんなんなくても光くんは萌えるよ)頑張ります！ (2020年3月5日 13時) (レス) id: a210479166 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - ここの光くんがちょーーーーーーー可愛い！ありがとうございます！浄化されました！ (2020年3月4日 18時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
花っち�� - 歯みがき粉さん» いやー光くんいいですよねぇーーー！！！リアルで分かってくれる人いなくて寂しかったんですよー！お気に入りだなんて……！ありがとうございますコメ力で更新頑張っちゃいます！ (2019年11月15日 22時) (レス) id: a210479166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花琉 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a1129/
作成日時：2019年9月13日 20時
