暴露大会です ページ22
「ほォらどうする?言うのか言わねェのか」
「俺はどっちでもいいんだぞ?」
脅しとしかとれない言葉と一緒に、とがった指先でヤシロに顎くいする土籠先生。
「いっ言う!言います!」
「私は…私の秘密はっ…!!」
マイクを手にし、半泣きで叫ぶヤシロ。
実は、土籠先生の依代を教えてもらうために、秘密暴露大会が開催されたのです。
「そんじゃァ」
「精々俺を楽しませろよォガキ共」ｳｴｯﾍｯﾍｯﾍ
第一ラウンド、寧々VS土籠
「私の秘密は…ちゅっ…中学の頃、想像上の彼氏とひとりで交換日記を付けてたことです!!」
結果、三点
第二ラウンド、光VS土籠
「オレは…!」
「実は…」
「節分の鬼の面が、ものすっげー怖い!!」
何それかわいいんだけど。
「あ、次の人どうぞ〜」
「なんでだよ!!」
結果、0点(?)
第三ラウンド、AVS土籠
「わたしは!」
「お、お化けが!」
「怖い、です……」
……ヒュオオオオオオオォォ……
「……あ、ハイ」
撃･沈!
「もっといい情報をもらえませんかねェ。それとも諦めて校内放送行っちゃいます?」
「行っちゃいません!」
「あ、諦めてたまるかよ!」
「そそそうよ、まだまだこれからよ!!」
「源くん、Aちゃん!」
「「はい!」」
「ポエム書いてます!」
「古典が苦手だ!」
「ピーマンが食べられません!」
「大根に源先輩って名前付けてる!!」
「理科も苦手だ」
「メロンも食べられません!」
「あーあーすげェ〜〜〜どうでもい〜〜〜」
人の秘密をどうでもいい扱いすんなー!泣)
「暴露するだけ暴露したのに全然許してもらえない…」
「クソ〜〜〜花子!」
「お前もなんか言えよ!」
「俺?」
もっけとあやとりしていた花子くんが、こっちを向く。
「土籠ィ、俺の秘密、知りたい〜〜〜?」
その言い方はずるいよ。
「…いやァ」
「知りたくないねェ、“これ以上は”」
「だって!そーゆーコトだから俺はパース」
そういってパッとこっちを振り向く花子くんに、３人の手が。
「花子くんだけずるいっ!」
「おうずりーぞ花子」
「自分だけはなしでしょぉ〜?」
フフフ、負のオーラが立ち上がってるのが自分でも分かるよ〜…。
「私の秘密聞いたんだから花子くんも話してくれなきゃダメ…」
「花子くんも恥ずかしい思いしてね……?」
「そうだ!テメーもさっさと弱点話しやがれ!」
「エー…」
「…三人共そんなに俺のこと知りたいの?」
「「「知りたい!!」」」
お?花子くんが一瞬ゆるいだ気が…
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ゆりりん - 私も光ミツ好きです (2022年8月1日 16時) (
レス) @page30 id: 2b16648ba7 (このIDを非表示/違反報告)
我妻 凛生 - もう光くんが尊い推ししか勝たん (2020年12月17日 10時) (レス) id: 2cf38c9a15 (このIDを非表示/違反報告)
花琉�� - 若葉さん» ありがとうございますぅ！！個人的にですね、光くんは純粋で子供っぽさがあって頑張りやさんの可愛い中に！かっこいいが入ると！！一瞬で爆死れべるで萌えます！！！(なんの話だよそんなんなくても光くんは萌えるよ)頑張ります！ (2020年3月5日 13時) (レス) id: a210479166 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - ここの光くんがちょーーーーーーー可愛い！ありがとうございます！浄化されました！ (2020年3月4日 18時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
花っち�� - 歯みがき粉さん» いやー光くんいいですよねぇーーー！！！リアルで分かってくれる人いなくて寂しかったんですよー！お気に入りだなんて……！ありがとうございますコメ力で更新頑張っちゃいます！ (2019年11月15日 22時) (レス) id: a210479166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花琉 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a1129/
作成日時：2019年9月13日 20時
