憧れの渋谷CP -2-

わからない２ ページ33

すばるside





ピコン_




その時鳴った、Aのスマホ。



【亮:Aちゃん大丈夫？】





す「ふっ、お前こそどーやねん」


「なにが」


す「俺から離れて亮のとこ行くんか
っていうより、亮に心移りしたのはお前ちゃうんか」


「..っ！なんでそんなことになるの？
ほっんとに最低だね」


す「あ？最低なのはどっちやねん」



なんで、
なんで信じてくれへんねん


俺はお前しか見てへんのに


す「こんなけ一緒におって、なんで俺の言うてることが信じられへんねん」



ずっと一緒におったやろ...

俺がお前のこと一度でも裏切ったことあったか？

やのに、なんで今こんな時になってこんなことで喧嘩しなあかんねん


もうあかん、泣きそうや




す「俺は、俺はお前しか見てへんって何回も言うてるやろ...っ…

なんで亮のとこ行ってん
不安でもなんでも俺にぶつけろよ...

...亮に惚れてんか？なあ！」




あかん、涙が止まらへん。

泣きたくないのに、俺男やし
こんなことで泣くとかかっこ悪...


やけど、それくらい悲しいねん
こんなに、、

こんなに好きやのに、、

全然伝わってなかったんやなって







「...っ、私は、、」





Prrrrrrrrr_



【着信 今野朱莉】




す「っ...」

「…出たら？」


す「出ぇへん」

「出たらいいじゃん」


す「今出る時ちゃうやろ」


「…とりあえず
今日はもう話したくない、帰って」







こんなに話がうまくいかんなんて、思ってなかった


もっと会えばすぐに解決することやおもてた。
だからすぐにでも話したくて会いに行った。



多少言い合いなっても、俺がふざけてAが笑ってすぐ終わるおもてた




なんで



こんな風になってまうんやろ。






.




.




.




.

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