幕間 ページ10
「ラミアー様、グリンデルバルドを連れて来ました」
「あら、ご苦労様」
場所はジルの屋敷。玄関口にグリンデルバルドを従えた魔法役人2人が、ジルに恭しく頭を下げる。
マセルは不安気に、ジルへ問い掛けた。
「グリンデルバルドをどうする気？ 奴はいつ裏切って貴女を傷付けるか理解不能な、時限爆弾の様なものよ」
「ふふ、安心してマセル。私は夢小説あるあるに乗っ取った、夢主だから不可能は無いの。
それにパッと彼の能力を見たところ、私に勝てない」
ニンマリ笑いながら、ジルはグリンデルバルドへ近付く。
グリンデルバルドはそんなジルに、微かな侮蔑な視線を投げていた。
気付いたジルは、むっと眉を寄せる。
「何よ、その顔」
「いや、随分と自分の力に自信があるのだな、と」
「当たり前じゃない。私は夢小説の……」
「そんなに油断してると、いつか足元を掬われるぞ。かつての私みたいにね」
グリンデルバルドは過去を思い出す。あのニュート・スキャマンダーは、力ではグリンデルバルドに負けていた。
しかし周りの協力を得て、力は無くてもグリンデルバルドを敗北させたのだ。
自分は強いと自負していたのが、この有様。ダンブルドアに不老の呪いを掛けられ、歳を取らず死ぬ事さえ叶わない。
だがジルは。
「誰に向かって言ってるの？ 私は最強夢主、ジルよ。
最強夢主は誰にも負けないの。スネイプを恋人にして、他の人を美貌で従える！
そう、私はいつかあのA・マトウを屈服させてやるわ！
そしてあの人を、モノにしてみせる！！」
その大舞台を、貴女に魅せてあげるとジルは、高らかに笑いながら宣言する。
そんなジルを、マセルは不安気に見つめていたのだった。
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ベルモット - お答えする形として相談相手にもなります。続き楽しみにしています。 (2022年6月17日 12時) (
レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 人を選ぶ作品もそれも魅力の一つだと私は思っています。マニアックな方面も個人的には、好みですし、賛否両論はあると思いますが、どうか否定的なコメントに負けないようにして下さいね。いつでも応援していますし、相談相手にもなります。コメント欄にお書き下されば、 (2022年6月17日 12時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
カフェラテ@ラーメン食いたい(プロフ) - ベルモットさん» わぁ、ありがとうございます！ 人を選ぶ作品ばかりですが、是非参考にして下さい( ´ ▽ ` ) (2022年6月4日 17時) (レス) id: 0416b00b3c (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - お久しぶりです。ハリポタの夢小説を投稿している者として、知り合った方の夢小説を読みに来ました。参考にさせていただきます。 (2022年5月30日 10時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カフェラテ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shazam03271/
作成日時：2022年4月1日 19時
