勘違い〜ノロ〜 ページ33
『ぐすっ．．．』
「．．．泣き止めよ」
それからダッシュでアジトまで逃げ去ったA
今はアヤトになだめてもらっている
因みに、Aの部屋である
もっと言うとここまで来る間にヤモリ、瓶兄弟にぶつかり
タタラさんに心配され、ニコにはニヤニヤした感じの顔で見られた
なので、幹部全員がAの今の状況を察してあまり刺激しないようにしていた
『っ、絶対、浮気だ．．．』
話せるくらいまでは涙が止まってきたA
口にした言葉はそれだった
「なんでそうなるんだよ．．．」
『だって！あんな楽しそうにしてたじゃん！それにコソコソする必要なくない？！』
「．．．．．．」
まぁ確かにそうかもとか思っちゃったアヤト
『はぁ．．．私も．．．．．やろうかな』
「は？」
『浮気』
「ば、やめろよ！まだそうとは決まってねぇだろ！」
Aのとんでも発言を聞いて必死に止めようとするアヤト
Aは自棄になると感情優先で物事を言う
しかも、大体それを実行しようとするのだ
だから必死に止めている
『ほら、自分もやってみたら以外と楽しいかもしれないじゃん』
「うん、本当にマジでやめて」
『もうさ、この際アヤトでいいからちょっとしばらく浮気相手やってよ』
「無理だわ。嫌だわ。ノロさんの恋人の浮気相手とか俺、殺される」
『いやいやそんなこと言っちゃってー、本当は嬉しいんだろアヤトー』
と、言いながら抱きついてこようとするAをかわすアヤト
かわされたAは不機嫌そうな顔で
『なんでかわすのさー』
と言った
そりゃかわすだろう。アヤトだってまだ殺されたくないのだから
とまぁ、そんなやりとりをしていると
ゴゴゴゴゴゴという感じのオーラを出しながらノロさんがやって来た
アヤトの顔は一気に血の気が引いて真っ青に
「．．．．」
そんなアヤトはお構いなしにAは口を開いた
『なんでノロさんここにいるんですかー？』
「．．．」
すると、お得意のスケッチブック登場
[なんでアヤトがいるの]
疑問を疑問で返された
『．．．そんなのノロさんには関係ないじゃないですか』
そう言えばふざけるなとでも言いたそうな雰囲気をかもしだすノロさん
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 182人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
地獄犬(プロフ) - 東京グールサイコーさん» わー！！まだ読んでくださってる人がいてこうしてコメントまで貰えて嬉しいです…！！ありがとうございます！ (2019年9月1日 22時) (
レス) id: 72eea34649 (このIDを非表示/違反報告)
東京グールサイコー - あっ書き間違えてしまいました。すいません (2019年9月1日 14時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)
東京グールサイコー - 終わっちゃった。残念でもとても東方面白かったですよ。 (2019年9月1日 14時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)
地獄犬(プロフ) - シャンさん» だらだら続けるよりはいいかなと思ったので完結させていただきました。凄くいい短編集だと言ってもらえて凄く嬉しいです！！！こちらこそ閲覧ありがとうございました！！そしてこれからもよろしくお願いします！ (2016年3月5日 7時) (レス) id: c65f81649f (このIDを非表示/違反報告)
シャン(プロフ) - 完結なんですか！ちょっと残念です。。。でも凄くいい短編集でした！これからも頑張って下さい！ (2016年3月5日 1時) (レス) id: cb4be79dcb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：地獄犬 | 作成日時：2015年3月31日 12時
