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Aは七海と灰原に行き先を尋ねて2つの黒い靄、ワープゲートを出した。
…相変わらず乗り物要らずの便利な能力。
『2人とも武具の用意は大丈夫かしらぁ?』
「えぇ、準備はしているので」
『そっかぁ♡じゃあしっかり構えてねぇ?』
すると突然、七海と灰原の足元に同じく黒い靄が2つ現れた。
…ん???
ヒュンッ
「え、ちょっっと先輩ぃぃぃいい!?!?!」
「ッ貴女はほんっと…!」
…案の定、落ちて行った。
何の前触れもなくワープゲートに吸い込まれていった2人。
灰原の叫びは綺麗にフェードアウトしたウケる。
『ふふ♡ばいばぁい♡』
「Aは相変わらず面白い女だねぇ」
「いやいや冥さん!コイツクソだよ当事者からすれば!突然落とさた事ないからそう言えるんだよ!!めっちゃ怖いから」
「アレが現地に繋ぐワープなら、今あるこっちの2つフェイントだったの?」
「うわ、性格悪い」
『もぉ♡違うよぉ♡2人が武具取りに家に帰るかなって思ってぇ、お家と繋いでたんだよぉ♡』
Aにしては珍しく真っ当な理由じゃん。
性格悪いとか言った夏油の浅はかさが明るみになったな。
正直私も思ったけど。
「ちょっと夏油ー、Aに謝りなさいよー」
「おやおや、可哀想なA。こんなに責められて」
「パワハラじゃんwwww」
「ねぇ〜?これだから男子って野蛮だから嫌だわぁ〜サト子怖〜い」
「悟、お前はこっち側だろう???」
『やめてよぉっ♡私のために争わないでぇ♡』
うわ、この愛され勘違いヒロインの台詞って使い道あるんだ。
「いや今回に関しては僕悪口言ってないし」
「あら?クソって言ってたじゃない」
「それはほら違うくて!…ほら!Aがクソ程可愛いって意味…で、」
五条はハッとしたようでしまったという顔をした。
バーカ、言い訳探しに必死になり過ぎ。
「良かったわねぇA!!遂に五条がAを可愛いって認めたわよ!!」
「ちょっと歌姫??あんまりふざけ、」
『悟くん、私が可愛いなんて何当たり前の事を今更言ってるのぉ??おかしな人ねぇ?』
…まあコイツは愛すべき自己肯定感の塊だよな。
私は嫌いじゃないよ。
良いと思う。
「ここで暴れ出さないなんて大人になったね悟」
「泣くなよ五条、いくら屈辱的だからって」
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月唯(rui)(プロフ) - 面白いしちゃんとストーリー構成良いしクソ男(良い奴?)とのアフターストーリー見たいのもめっちゃいいし最高です! (2022年12月16日 15時) (レス) @page41 id: c463610273 (このIDを非表示/違反報告)
あ〜ちゃん(プロフ) - ツボに入りましたwwwwwwww面白すぎ爆笑😂 (2022年4月3日 1時) (レス) @page18 id: 31f9b82145 (このIDを非表示/違反報告)
優 - とても面白いです!特に禅院家が面白くて爆笑してました笑 (2022年3月6日 12時) (レス) @page29 id: 9437688a5d (このIDを非表示/違反報告)
otomaru_1024(プロフ) - めっちゃ面白かったです!!笑いすぎて家族に怒られちゃいました(∀`*ゞ)エヘヘ (2022年1月23日 19時) (レス) @page49 id: ad6522c77b (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - 読んだことのある夢小説の中で1番面白かったです。腹抱えて笑いました。普段小説書いてる方?ってぐらい文がわかりやすいし、逆センスも高くて最高でした。 (2022年1月14日 22時) (レス) @page49 id: 4d0bc43ec6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無礼物 | 作成日時:2021年6月24日 19時