83話 ページ39
『宿儺の指一本分以上の呪霊とかそうそういねぇと思ったのになぁ…』
私の縛りは、良くも悪くも自身を呪力で干渉できない。
だから私の周りにある空気に細工をして、空を飛んでそこへ向かった。
ちなみに呪符、人には反応しない仕組みになってます！
『あの家から、だな…』
玄関の鍵が開いてんね。
『お邪魔しま〜…おいおいおい美人ッ！！』
「えっ…アンタ…は？」
中にいたお姉さんの背後に雑魚が、お姉さんの手の中に宿儺の指があった。
我ながらナイスタイミングかもしれない…！
『美人なお姉様、こちらにうちの悠仁の忘れ物がございません？』
自然にお姉さんに近づきつつ、呪霊は触れて散らした。
恐らく、ここに悠仁は居ない。
だってさ？移動中に冷静になって考えたんだけどさ？？
さっき悠仁、私にベッドでの写真送ってくれてたじゃん、お話しもたし。
…まあ不幸な事に宿儺だったんだけど。
普通寝る体制になってんのにこっち方面に居ないだろう。
まあ…悠仁知らん人の家に泊まってそのベッドで寝たぁ、とかだったらあり得るかもだけど………そんなの姉さん許さないのでッ！！！！
「…アンタ、悠仁くんの連れかい？」
『そうなんです！勝手に入って本当にごめんなさい！！…あ、その指です！大切なものだったので…』
「あぁ、そう…これが…はい」
『………見れば見るほど美人ですね、好きです。失礼ですが既婚者の方しょうか？？？』
「あら、嬉しいこと言ってくれるじゃない。でも生憎、既婚者。…もう旦那はいないけど」
『そうですか…私と一緒ですね！！』
ここに来る前に、伊地知さんに事情を説明しこの家にに来る様に電話したから、来るはず。
私が宿儺の指を高専に届けに行くと、このお姉様を1人にするので危ないのよね！
宿儺の指は呪霊を集めるけど、でも、私が祓えば良いだけ！！カス呪力でも少しは交通費の出しになるだろ！！
てか…美女と2人っきりなんて、なんて超ラッキー☆
「アンタ、結婚してんの？その歳で？」
『私、Aって言います！！結婚はしてません！彼ピです！！』
「あぁ、そういうこと」
『子供さん、いらっしゃるんですか？』
「そうそう。悠仁くんが友達になってくれたみたいで。ありがとうね」
『良い子でしょう？？私の自慢の弟なんです』
ここから美女と何故かうちの子自慢へと発展し、しかも伊地知さんが来るまで続いた。
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無礼物(プロフ) - 塩野紗稀さん» うわぁぁありがとうございます！！ガチで間違えて認識してました！！一生気づかないとこでした！！ありがとうございます！！ (2022年2月28日 10時) (
レス) id: f2bca18ad3 (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - 粉さん» ありがとうございます！！直哉くん良いキャラしてますよね！ついつい絡ませたくなっちゃいましたちゃいました笑 (2022年2月28日 10時) (レス) id: f2bca18ad3 (このIDを非表示/違反報告)
塩野紗稀(プロフ) - いつも楽しませていただきありがとうございます!!ななみんの漢字間違ってますよ！((ｺｿｯ)) (2022年2月27日 15時) (レス) @page31 id: 39c253f167 (このIDを非表示/違反報告)
粉(プロフ) - 直哉くんとのやりとりが好きすぎるっ！！ (2022年2月27日 13時) (レス) @page25 id: ef9e4cc349 (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - 夢追人さん» うわぁぁあありがとうございます！！！ちょー嬉しいですぅう！これからも主人公ちゃんの性格の良さ(笑)を全面的に出して頑張ります！！ (2021年4月10日 20時) (レス) id: f2bca18ad3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無礼物 | 作成日時：2021年3月1日 18時
