2-4始まりました ページ13
【緑谷 サイド】
不味い、失敗した…！！
こっちにに向かって来てる！
勝ちゃんと轟君が戦うのはまだ良いとして、でも、上鳴君が居てもAさんとはまだキツい。
上鳴君と芦田さんは飛び出てないからまだ居場所がばれてないけど、僕と切島君は声でなんとなくの場所がバレてる。
『ん〜っと…まずは、三奈かな』
芦田「えっ！？マジかこっち来る！！」
数が多いことが僕たちの利点、脱落者は少ない方が増えれば不利になるのは僕たち。
芦田さんを捕まえて、一旦距離を取らなきゃ！！
緑谷「ッ、芦田さん！！」
というか、Aさんはなんで芦田さんの場所が分かったんだ！？
っそもそもなんで轟君の居場所が分かっ…あぁぁだめだ集中しろ！！
『ヒューさすが緑谷、早いねぇッッと！』
緑谷「ッガァ！」
『でも、見えてんだわな。悪いけど、三奈はもらうね。一番怖い個性だから』
僕は、流れるように頭を蹴られ吹き飛ばされた。
芦田さんはもう既にAさんの視界に入っている。
『“アクション”。悪いけど三奈、眠ってろよ』
芦田「嫌だねー！私ヴィランだもッングッ…！！」
『顎はちょっと危ないけど、ま、大丈夫でしょ』
顎にAさんの膝蹴りが決まった。
おそらく脳震盪を起こしたんだろう、芦田さんは気絶した。
『で？この手錠つけたら終わりだよね？』
Aさんは芦田さんに夢中で、僕たちには見向きもしない。
でも恐らく、常に意識は向けられている。
緑谷「どうする…勝ちゃんは恐らく向こうでどうにかしてくれるはず。問題はこっち…！！」
『そうそう、私私。ほら、私を楽しませてご覧？？』
緑谷「ッ！？」
反射で蹴りを繰り出したが、当然避けられた。
完全に遊ばれてる…！！
Aさんは僕たちを舐めてる。
そして、プライドも高い。
だから、始まる前に言った“個性を3回しか使わない”は恐らく本当なんだろう。
さっき、何をしたかは分からないけど芦田さんに使ってた。
あと二回、なら…！
緑谷「上鳴君！！勝ちゃんの方に行って！！こっちは切島君と2人でどうにかする！！」
多分この人の性格上、一瞬で勝負を終わらせることはない。
そしてさっきも言ったように僕らを舐めている。
それなら真正面から戦いって隙をつくのが最も勝率が高い、と、思う！！
『判断が早いことはいい事いい事。でも、2人だけじゃ心許ないでしょ〜？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 434人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みかん(プロフ) - 腹抱えて笑いましたww、更新されてるのが結構前なのでもう更新されないかもですが、応援しております！ (2023年1月20日 19時) (
レス) @page22 id: 35aefc2ecc (このIDを非表示/違反報告)
ゆきねこ。(プロフ) - とても面白くて思わずにやにやしました。応援してます！無理ない程度に頑張ってください！ (2021年8月24日 7時) (レス) id: 3dc1d9999b (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです！これからも応援します！頑張ってください！ (2021年8月1日 20時) (レス) id: 32bb0da2cd (このIDを非表示/違反報告)
未麟(プロフ) - なんでこんなに評価数とお気に入り数が少ないんだろうと思うぐらい面白いです！更新無理のないペースで！楽しみにしてます！ (2021年4月11日 21時) (レス) id: d440222276 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤 - 夢主ギャグ線高杉くんですね。凄く面白いです！主様のペースで更新頑張ってください。 (2020年10月19日 10時) (レス) id: 660f048392 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：無礼物 | 作成日時：2020年3月19日 16時
