103話 ページ10
『もしもし？』
「もっしも〜し？僕悟、今、帳の前に居るよ！」
『そういう時じゃないんで空気読みましょう？？』
「Aに言われたくない言葉ランキング第１位空気読め」
『ふぁっきゅ』
こんな状況でもブレないですねッ！！
「それじゃ、本題。この帳、僕だけの侵入を防ぐ効果みたい。だからもう少し時間かかる」
ほぉん…五条先生だけ…
『ちなみに先生はこの帳どれくらいで壊せます？？今すぐ？？』
「…まぁ、少しは時間かかるかも知れないかも知れないけど。でもは30分かからない。…はず」
あ、保険かけた。
にしても、だとしたら尚更、
『クサいですね、これ』
これが罠だとしか思えない。
「と言うと？」
『こっちに居る呪霊、私の敵じゃないですけど、あんなに強いのにまだ1人も殺してないんです。五条先生がいつ入ってくるか分かんないのに』
まあ、私の敵ではないけど！！！
『帳張ったり、シレッと現れたり、結構計画的にしてるのに五条先生が帳を壊せないって思ってると思います？』
それはないよね。
『あの呪霊に私達を殺そうって気がないとしたら、わざわざ危険な五条悟のいるところに近づかなくないですか？？』
「確かにね。だとすると、敵の狙いは帳の中に意識を向けること、か」
流石アラサー！伊達にトラブルメーカやってねぇな！！
「僕に近づくリスクに打ち勝つ程のメリットって言うと、」
『宿儺の指、ですかね！前にファミレスで話してましたし』
それに、
『前に私が宿儺の指を拾いましたよね！あの時、私の札が呪力に反応したからその存在に気づけたんですけど、』
「あー、そういえば宿儺の呪力には反応しないようになってんだけ？」
『言わないで下さいよ！！私の！！推理ショーなのに！！！』
あってるよ！！！
『…で、普通の呪霊だったら宿儺の指を見つけたらすぐ食べるはず、』
「なのにそいつは指をそこに置いて立ち去った随分理性的な呪霊だ、と。…そいつも、あいつらとグルの可能性があるな」
『全部言った！！！！私の見せ場なのに！！！！』
あり得ない…！！
可愛い教え子の見せ場とる教師が何処にッ…ここにいるんだよなぁ
『と言うことで、時間は稼ぐんで五条先生はこっちに来ないで下さい』
「そういうことなら分かったよ。宿儺の指を見に行ってくる。何かあったら、」
『アッ！！！真希さん！！！どこ行くんですか！？！！』
「あれ、無視？？」
『うっさいですよ！もう切りますから！！』
私は真希さんについて行くの！！
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ゆっこ(プロフ) - とても続きが気になります！更新楽しみにしています！ (4月7日 20時) (
レス) @page42 id: 2eecfc8ab4 (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - 蒼月さん» そう言っていただけて嬉しいです〜✨ちまちまノロノロですが頑張ります！ (5月25日 16時) (レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - たろ。さん» ありがとうございます〜！！めっちゃ更新遅いですけど気長にお付き合い頂けると嬉しいです、、！ (5月25日 16時) (レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - 未悠さん» やった〜！！嬉しみですぅ！ありがとうございます！ (5月25日 16時) (レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - 鈴凛さん» うへへ、嬉しいです〜！！私もどれくらいかかるか分かんないですけど完結させれるように頑張ります！応援ありがとうございます💪 (5月25日 16時) (レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無礼物 | 作成日時：2021年4月11日 21時
