【MHA】1－A 自宅警備員志望です。I (ページ9)

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1・7私の日常の崩壊ページ9

上鳴「なぁ、A。」

ある日の事。

ゲームしてたら、上鳴に話しかけられた。

無視しようかと思ったけど、雄英生は無駄にハートが強い為、無視をしても永遠に話しかけてくる。

それは、だるいの極み過ぎる。
何としてでも阻止せねば。

『何で名前呼び？？チャラ男か？私は上鳴の彼女ですか？私も電気♡って呼んだ方が良い？？』

上鳴「お、名前で呼んでくれんの？お近づきの証だな！」

『雄英生心臓強すぎかよ。中学校の時は皆んなビビって話しかけて来なかったのに』

上鳴「お前さ、中学校の時ちゃんとコミュニケーションとってたのか？」

うわぁ、こいつ、人様の中学校の人間関係にまで興味持って来た。(ドン引き)

何つー失礼な質問だよ。

私がマジの引き篭もりしてたの知らない訳じゃ無いだろうに。

なんか人集まってきたし。

瀬呂「どうなんだ？どうなんだ？」

『引き篭もってましたけど？？』

上鳴「だと思ったけどな！」

『でも、アメリカにいる両親には優等生のフリしてるから、テストの日だけ行って、高得点だけ頂いておりました。勉強は前日に丸一日かけてしてたよ』

切島「努力家じゃねーか！！」

芦戸「くぅー！一日勉強して、それで高得点取れるなんて羨ましいっ…！」

私が自立出来てる証として、中学校から日本で一人暮らしさせてもらえてんだからな。

優等生であることは、私の日常(一人暮らし)を守ることだったんだ。

だから、優等生を演じる為にも、ここで退学をする訳にはいかない。

あ、でも、

『学校行った時はイジメられてたんじゃね？』

一同「…」

あれ？なんか空気が重くなった？

上鳴「悪い！そんなつもりは無かったんだ！！」

芦戸「辛いこと思い出させちゃった！ごめん！」

え？いや、え？(混乱)

謝る事じゃなくね？

怖いんだけど、みんなして何？？

『いや、大丈夫。五月蝿いから謝んな。』

緑谷「で、でもっ…」

デモもテロもあるか。

五月蝿いっつてんだろうが。

『あー…ほら。目には目を。イジメにはイジメを。』

緑谷「え…？」

『給食の時にご飯に牛乳をかけられた事があってな。そん時「こうやったら飯がもっと上手くなるぜ！感謝しな！」って言われてさ』

緑谷「…」

『でも私優しいから主犯格のご飯と交換して「美味しい方あげます♡アーン♡』って口の中に牛乳飯ねじ込んでやったのよ。確かその時の箸ハエと止まってた気がするけど多分気のせい』

爆豪「ゔぇ…」

『私が虐められて傷つくタイプに見える？？』