【MHA】1－A 自宅警備員志望です。I (ページ7)

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1・5私の日常の崩壊ページ7

相澤「…ひとまず保留だ。確かにお前は使える。」

『私、仮にも生徒な？』

相澤「お前は色々とめちゃくちゃだ。ここで常識を覚える必要がある。」

『私の座右の銘は弱肉強食です。』

相澤「だが、学校にはきちんと遅れずに来い。次あったらその時は退学処分にする。」

『私も大概だと思うけど、こいつ話聞かねぇなおい』

相澤先生は、じゃあと言う一言を残し、教室を去ったが、クラスを包んでいる沈黙は尚も続いた。

…うん、家に帰ろ。

ガタッ

緑谷「ま、待って！！」

『…あ？』

何こいつ、殺しちゃ…え？？(困惑)

何か興奮してる？そのノート何？？

私は緑谷くんの手にあるそのノートに対して恐怖を覚えるよ、頼むからそんなキラキラした笑顔で私に近づかないで。

緑谷「君の両親、ヒーローやってるの？！」

『え、うん』

緑谷「詳しく教えてくれない？！」

『え、うん』

あ、ドジった。

緑谷「ありがとう！！」ニコッ

あ、あかん。これ、断われんやつやん…！！

『でも、忙しいからあんま時間取らないよ？』

緑谷「全然！ありがとう！」ニコッ

『何なんだこの可愛い生物は』

ヤバいヤバい。本音が漏れちゃったぜ。
だって、この人を信用させる純粋な瞳が…いや、本題に戻ろう。

今の発言で少し周りをざわつかせてしまった。

『えっと、母さんはセラピーで父さんはハプニングって言うヒーロー名』

八百万「私、聞いたことがありますわ」

緑谷「夫婦で人質を取られたとき専門のヒーローって聞いてたからまさかとは思ったけど、あの有名な2人だったのか」ブツブツ

『…』

この子は相澤先生の息子さんかな？
相澤先生と同じぐらい、今目がヤバいことになってるよ？

人が変わるタイプなんかな…

『2人の個性は…そのまんま過ぎて言う事ない』

緑谷「ちなみに笑井さんの個性は？！」

『…………………ギャグ化』

緑谷「成る程、お母さんの相手を落ち着かせる、癒すという効果と、お父さんのイベントを起こすという個性を組み合わせて…。お父さんが現場を整えて、お母さんが犯人を落ち着かせる。そこを口の上手い笑井さんが…っていう動きをしてるのか？だとしたら…」ブツブツ

怖いよぉ。(真顔)
絶対、人が変わるタイプの人間だよぉ。何より戦い方あってるのが怖いヨォォ。

周りの人も私の話を静かに聞いてないで、家に帰って勉強してろバーカ。