【MHA】1－A 自宅警備員志望です。I (ページ42)

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4・9ヒーローなるものページ42

死柄木「何でヒーローになりたい訳じゃねぇのに雄英の、しかもヒーロー科なんだよ。ウチに来いよ、素質あるよ」

『嬉しくないねその素質』

デートじゃないんだからそんなに気さくに言われても………あ、デートに誘われた事なんかなかった(白目)

『ウチの両親がヒーローでね。引きこも生活3年目の私に秘密でここを受験させられたの。ホントは学校なんて行きたくないけど退学は流石にな？察しろ？』

死柄木「もうお前こっち側に来いよ、ヒーローなる気ないんなら」

『ヒーローになる気はないけど、ヴィランになる気もないな。』

黒霧「こちら側に来れば一日中ゴロゴロしていられますよ」

『えっ…なんて魅力的…』トゥンク///

でもなでもな？？？

仮にヴィランになるじゃん？
そしたらヒーローに追われるじゃん？
そしたらいつか両親(特に母親)にも追いかけられるじゃん？

ガチめの地獄(白目)

『やっぱりダメだわ…』

死柄木「普通のヤツはそこで悩まねぇ。やっぱり素質あるよ、お前。」

『ヤダこいつ押しが強い』

何回フっても告ってくる男子かよ。

…告られた事ないけど…(白目)

『じゃあ、帰りますね。そろそろ終わるだろうし。2、3人助けてないと怒られちゃうわよねぇ～(裏声)』

死柄木「帰すかよ…」

『えっ、？』

……腕掴まれちった☆

怖い怖い、何々、黒霧もスタンばってるし。

遂に私にもモテ期がっ………こんでええわ(真顔)

死柄木「お前の腕を掴む俺の手が、五本全部お前に触れたらお前の腕は崩壊する。痛いのが嫌なら付いて来い」

『ただのヤンデレ草』

黒霧「死柄木弔は気が長い方ではありません」

『まぁ、寛大ではなさそうだけども。あ、一応“アクション”ね。えっと、帰ります』

私の答えに死柄木は一言「そうか」と呟き一本独立していた中指を下ろした。

敢えて中指チョイスなのって、中指突き立てて死ねっていう反社会的な行動を示しているのかな？
なんか…幼稚っていうか、…弱そうだね

死柄木「！…なんで個性が効かねぇ…！」

『ウフフ。女は秘密を飾って美しくなるんですよ？』

あのベル姉さんのセリフをパクって環境を整える
私がしたのは、体育祭で轟に使った技。

“無敵化”

…まぁ、個性のコントロールや威力とかのレベル(？)が私より下の人にしか使えないんだけどね。

だから、結構ドキドキだったわ

もし私より個性の使い方上だったら私の腕ちゃんがボロボロになってた…グスン。