【MHA】1－A 自宅警備員志望です。I (ページ5)

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1・3私の日常の崩壊ページ5

爆豪(？)のプライドの高さはよぉーく分かった。

故に、面倒くさい事はしない主義な私は『うわぁ、爆豪のが凄いのに私みたいな格下な奴に突っかかっちゃって、何か負け犬みたいだぁ。今度から辞めた方が良いよ、その単細胞生物の真似事』と優しくへり下ってやった。

まぁ、単細胞生物な爆豪君は勿論突っかかって来ましたよ、はい。でも、君が先に喧嘩売って来たのが悪い。

売られた喧嘩は買う主義なんだ。

そっからは私得意の勝ち逃げスタイルで、爆豪にどんな挑発を受けようと頑なに無視をし続けた。

一言言わせてくれるなら、女子には優しくしないとモテねぇぞ。

で、今はと言いますと、帰りのH R中なんだが、空前絶後の何これ状態。

相澤「おい、笑井。聞いてんのか」

『あ、すいません。先生のイケボに全身で震えてました。』

教卓の前に先生。
一番後ろの席の私は直立中。
他の皆んなは、私と先生の会話を見守っている。

うん。カオス。

相澤「退学にされてぇのか。」

『教師として有るまじき汚ねぇ言葉遣いっすね』

相澤「テメェのソレも教師に対して遣うもんじゃねぇだろうが」

穏やかな会話に聞こえるだろうが決して違う。

これは説教です。(白目)

ほら見て、先生の目が充血してるよ？血走ってやがる。教師有るまじき見た目をしやがって。

『私は昨日、明日学校に来いと言われました。決して遅刻をするなとは聞いてません。』

相澤「常識的に遅刻なんてするもんじゃねぇだろうが」

『貴方の常識を私に押し付けないで下さい』

相澤「ここは雄英だ。他の高校とは訳が違う。そして、お前が今日退学をするかしないかの決定権は俺にある。」

『…』

…だから雄英なんて堅苦しいところに行きたく無いんだよ。

まぁ、どうせ行くなら実績があるところが良いって言ったのは私だけどさー？？？

相澤「率直に聞く。お前には、やる気があるのか。」

『有ります。退学とかマジで勘弁です』

相澤「何故。」

『え？退学したくない事に理由って何入りますか？強いて言うなら、雄英を卒業したって履歴書に書けるじゃないですか』

一同「…」

相澤先生は考える…というか、探るような目で私を捉えてくる。

『動機に純粋も不純もないでしょう。今、私は受験に受かって、ここに入学する許可は貰った。今問われていんのは退学か否か。そこで必要なのは続けて意味があるか無いかでしょ』

まぁ、受験してねぇけど。テヘッ。