【MHA】1－A 自宅警備員志望です。I (ページ30)

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3・1番外編的な。ページ30

プルプル……ガチャ

『うるせぇ。モーニングコールなんか頼んでない…あ、……はい、…うん、……え？……あ、はい。』

この一本の電話が私の悪夢の始まりだった。(白目)

【緑谷視点】

帰りのHR。

今日もAさんの一言がクラスを凍りつかせた。

相澤「これで俺からの連絡は終わりだ。何か連絡事項がある奴はいるか？」

いつもならここで沈黙。

それで解散だったんだ。

『はい、ちょっといいですか。』ガタッ

失礼だけどね、Aさんが珍しく口を開いた瞬間から「あ、やらかすな」って思ったよ。

『切島、私と付き合ってくれないですか。』←

？？？

ん…？？

ツキアッテ……？？？←

全員「ッはぁ！！？！！」

つ、ツキアッテッ！？付き合ってって、え？、？！どういう事？！、いや意味は分かるけど！！僕の解釈が可笑しいの？？！(混乱)

上鳴「え、なんなのお前切島が好きだったのは？」←

耳郎「なんでお前がキレてんの。」

峰田「切島ぁ！！照れてんじゃねぇよ！！オイラも！オイラもッ…！！」

ザワザワ…

相澤「静かにしろ！」

ピタッ

『あー、私の言葉足らずだね。ごめんごめん。いやぁね、今日ね、両親が帰ってくるのね。でね、私、優等生のフリしてるから両親もそう思い込んでるんだ？』

そういえばそんな事を言ってたような…

『で、うちの両親、頭のネジ飛んでっからさ、彼氏連れて来いって。リアルでリアル充実してんならいるよな？って言われちってさ、うん、そういう。……はぁ。死にてェ…(白目)』

Aさんの顔があんなに死んでるの始めて見た…

相澤先生は、興味ないみたい。
教室から出て行った。…各自解散って事かな？

とにかく、HRは終わった雰囲気になって皆んながAさんの席に行ってる。

瀬呂「なーなー、なんで切島なんだよー」

『顔も性格も良いから。』即答

瀬呂「あー、確かにな。でも、緑谷でも良くね？」

えっ、僕っ！？！

『まぁ、誰でも良いんだけどさ、切島は漢じゃん？(?)
あ、後さ、誰か友達枠で私ん家来てよ、連れて来てって言われたからさ。美味しいお菓子あるよ？』

葉隠「行く行く！」

芦戸「やったー！Aの家！！」

八百万「いいのですかっ…！？」

『うん、良いよ。むしろ来て。』

Aさんの両親…会いたいっ！！

緑谷「僕もいいかな！？」

『おう、勿論。』

上鳴「んじゃ俺も～」

『……お前は来んな。峰田もな。爆豪も。』