【MHA】1－A 自宅警備員志望です。I (ページ26)

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2・13体育祭との報せページ26

マイク「スタァート！！！！！！」

笑井vs轟が始まった訳ですけども。

んまぁ、わざわざ言う事じゃないと思うけどね、まず一言言わせてくれ。

うるさんいんじゃボケ。テンション高杉かよオイ。相澤の顔見てみろ。めちゃくちゃ嫌そうだよな気づけばか。

轟「笑井」

轟は、まだ、私と一定の距離をとって動かない。

轟「さっきお前に言われた事、考えてみた」

『それ今このタイミングで言う？みんな俺のタイミングに合わせろよみたいな？主人公だなオイ』

轟「理解はできる。お前は多分、俺よりアイツを知ってるだろうからな」

『あッ、うん』

コイツ、人の話無視するスタイルかよ

轟「でも納得はしてねぇ。できねぇ」

『…だろうね』

轟はあの憎しみを爛々と輝かせた目()でエンデヴァーを睨みつけた

でも、そんな事に動じるデヴァさんではなく、表情はいつもの仏頂面。

…なんか悔しい、ムカつくな、あの表情。

投げキスでもしたら表情変わるかな…

『…』チュッ♡←

ザワザワ

マイク「？！ヒュー！！積極的だぜ笑井Aッ！！誰にしてんのかはワカンネェけど！！」

相澤「何してんだ、アイツ」

轟「お前…何してんだ」

『…今すごい後悔してる』

本当に何してんだ私。
エンデヴァーさんは自分にされてるって気付いて固まってるじゃん。眉間の皺が！！

轟は轟で人を見る目とは思えないそれで私を見ていた。こちらも眉間の皺が凄い事になっている。

さすが親子だねぇ(白目)

あーあ、恥ずかしいし、会場カオスだし…もうなんか、面倒くさくなってきた。

『轟。納得出来なかったら、まず考えて、行動してみればいい。もしかしたらアンタのその判断が正しいかもしれないよ。
行動しなきゃ、何も変わんない。
そのためのこの“戦い”だ。』キリッ

キリッじゃないよ。いきなり何言ってんの私。何カッコつけてんの。必死感凄くて寧ろうけるわ。

『だから本気で来い(笑)』

轟「…！言われなくても」ゴオォ

恥ずかしいの誤魔化しただけなのに、なんか乗ってくれた轟。

とりあえず、場の雰囲気がピシッとした。ありがとう。