【MHA】1－A 自宅警備員志望です。I (ページ25)

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2・12体育祭との報せページ25

その後のバーサス飯田では、

開始早々にエンジン爆破
→爆発した時の定番、アフロで飯田が退場

ってカタチで私の勝利。

『後２試合…。なんか、試合が楽しくないんですよ。デヴァさん、どうしたら良いと思います？』

炎司「知るか。」

チッ、イケズだな。…いや、これでこそエンデヴァーか。

『轟が言ってましたよ、貴方の愚痴。分かってたけど、ヒーローの時だけじゃなくて親としてもあんなんなんですね～』

炎司「…」

『轟君は貴方じゃ無いんですよ～？ちゃんと説明してからのレッスンにしないとじゃないですか。轟、デヴァさんの事、スッゲ嫌ってましたよ。笑えます』←

炎司「お前は一言余計だ。そもそも仕事ならまだしも、プライベートで俺と関ろうとする奴の方が少ない。」

平気でサラッと…つくづくこの人は、嫌われる事に慣れすぎてんなぁって思うわ。
…いや、どうでもいいのか。

『私みたいな人、少ないんですか？皆んな勿体ないなぁ、こんなにデヴァさん面白いのに。』

炎司「そんな事言うのはお前ぐらいだ。」

『そりゃ、デヴァさんにその気が無いからでしょう。』

結局は、この人が轟に話しかけようとしてないから、向こうもそうでって感じになってるんだよな。

無口と無口の作り上げたカオスな関係。

『もう良いやこの話。イライラしてきた。』

炎司「お前が始めたんだろうが。」

うん、的確なツッコミ。

『それよりも、です。次は私と轟ですよ？デヴァさん派どっち応援します？』

エンデヴァーは少し考える素振りを見せた後、重々しく口を開いた。

私か轟か……

炎司「……焦凍」

『はいはい出ました我が子贔屓ー。』

炎司「あいつがお前に本気で行かなければ話にならない。いや、本気でも…」

『ん～～～？…つまり？？』

炎司「だから、焦凍が負けると言っている。お前の方がそれに“慣れている”。焦凍はまだ実践が足りん。」

『まさかの我が子の方が弱い故に応援する方式だった』

まぁ、確かに轟は今絶賛反抗期中だからなー。
目が血走ってからな。三徹かって。

パピーの言う事聞かないし、負けるのも頷ける。

『んじゃまぁ、行って来ますわ。応援してくださいよ？』

炎司「あぁ、頑張ってこい。楽しめると良いな。」

…いきなりのデレに不覚にもキュンとしたぜ。(嘘)