1、緑川の話 ページ2
オレはあの日、
遊真先輩とランク戦をしてたんだ。
その道中の事。
「ねぇねぇ！ちょっと良い！！？」
活発で元気そうな女の子が話しかけて来た。
ただ、髪の毛はかなり白に近く、
目は赤色で不思議な感じの女の子だった。
「お、誰？ミドリカワの知り合いか？」
「ううん。オレも知らない子。」
遊真先輩はオレの友達だと思ったみたい。
でも違う。
こんな普通とは違う色彩の子は見た事ない。
「別いいけど、どうしたの？」
「あのね！茶髪猫目の男の子知ってる？」
茶髪猫目。
1人だけ思い当たる人がいる。
けど、あの人は16歳。
目の前の少女はおそらく小学生。
歳の差がありすぎる。
知り合いではないだろう。
「うーん。居るにはいるけど、
16歳だし知らないと思うよ？」
「………そっかぁ。ありがとう！」
「そういえば何してるの？」
「ん？えっとね！かくれんぼ！！」
そういうと、来た道を戻っていった。
………不思議な子だなぁ。
「ミドリカワ、あいつは隊員か？」
「あ、聞き忘れてたね！！」
呼び止めようと振り向いた。が、
「………いな、い？」
少女どころか、
その子自身がいた形跡すらない。
しかも今歩いているのは長い一本道。
わずか数秒で見えなくなるわけがない。
「まさか………ね。」
「あれ、幽霊じゃないのか？」
足音なかったし。と、遊真先輩が言う。
「………嘘でしょ？」
「ホントだぞ？」
実を言うとオレ、心霊系ダメなんだよ。
「ﾋｯうわぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！！」
その日の基地には、
オレの悲鳴が木霊したそうだ。
｡｡｡｡｡｡｡｡｡｡｡
緑川くんかわいいよぉ。
リクエスト待ってまーす！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あめみや - 三輪隊とかお願いできますか？ (2022年12月31日 20時) (
レス) @page5 id: 29f10edb98 (このIDを非表示/違反報告)
霧絵(プロフ) - あざます…感謝…！！千佳ちゃん尊い！！！！ (2022年12月31日 20時) (レス) @page5 id: 77646c95e9 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 風間目線とかもみてみたいです！ (2022年12月31日 19時) (レス) @page5 id: 68926308c6 (このIDを非表示/違反報告)
霧絵(プロフ) - 千佳ちゃんとか…玉狛第二…が見たいな… (2022年12月31日 18時) (レス) @page4 id: 77646c95e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：廻慧 | 作成日時：2022年12月31日 18時
