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三日月「貴様ら…ここから出て行け…」

審神者「いえ出て行きません。私たちはあなた達の本丸を立て直しに来ました。今から、怪我している刀剣男士の手当てをします。これに拒否は受け付けません」

三日月「なっ…!」

審神者「まず重傷の者を」

そう言ってまず部屋を見渡すと粟田口が集まっているところで誰かを隠そうとする動きが見える

そこに近づくと一期一振に刃先を突きつけられる

あーもう怪我の様子くらい見せてくれよ
ここで時間をとってる場合じゃないでしょう


審神者「…」


ったく…治したいだけだと


一期「これ以上、弟達に近づけば容赦なく切りますぞ」


怪しいことは別にしないと


審神者「……言ってるんだけど、なっ!!」

一期「!?」


素手でガシッと向けられた刃を握る
素手で思い切りつかんだので、当然手は切れるわけで、腕に血が伝る


審神者「あーもう痛い!!血でた!!痛い!!なんで刀を向けるの!!そんな暇はないでしょう!!重傷者がいるの!!早く治して元気にしてあげないとっていってるの!!大事なんでしょ!!?だから治します!治しますからね!!」


突然声を荒げたことに驚いたのかポカンとしている一期の横をズシズシと通り過ぎ重傷の子の元へ。
みるとどうやら、重傷者は五虎退のようで私は打ち粉と手伝い札を使って速攻で怪我を治す

すると今まで朦朧としていた意識が戻ってきたようで


五虎退「あれ…ボク…」

一期「五虎退…!!」


ぎゅっと長兄が抱きしめる。それに続いてほかの兄弟たちも周りから抱きしめ合う。


審神者「うん…いい兄弟愛やで…」


ほろりと泣く演技付きでその状況を眺める


岩融「がははは!いつも通りに戻ったようだな!!」

太郎「ええ、すっかりいつも通りの主ですね」

加州「もーずっと真面目モードでいるんじゃなかったのー」

鶴丸「まあ、今回は持った方じゃないのか?」

審神者「そこうるさい!!いーんだよ!結局いつも通りが一番なんだよ!!」


最近けっこう真面目でいたから、ちょっとできなかっただけだよ!
でもやっぱずっとって無理だ!耐えられないわ!

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作者名:ともよし | 作成日時:2016年9月19日 14時

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