【刀剣乱舞】シリアスになりきれない審神者のブラック本丸立て直し計画 (ページ3)

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私は今、政府からきた私の本丸の担当さんと机越しに正座で座っている。

…と、まぁここまでなら普通のことだ。
年に2、3回程本丸の様子を見に政府から担当の方が送られ、本丸内を少し様子見したあとこうして直接お話をし、お見送りをする、というのがいつもの流れだ。

ただ今回は違う。視覚的な違いはないのだが、どこか張り詰めた空気が漂っている。

いつもは交代という事がない限り来られる担当の方は同じな為、基本話の流れも決まっており淡々とした空気が流れる。

だが、繰り返すが今回は違うのだ。どうしたのかと聞きたいのだが、なんとなくこちらから話を尋ねづらく無言の時間が続く。

加州「…俺抜けた方がいい？」

お茶を運んだついでに部屋に一緒に居た初期刀の加州も気まづいと思ったのか部屋を出て行こうとする

担当「いえ、一緒にいて下さい。今から言う話はさくら様を主とするあなた方にも関係がある話です」

審神者「…どのようなお話でしょうか？」

担当「詳細は後にして単刀直入に言わせて頂きますと、さくら様にはブラック本丸に行っていただきます」

聞いた言葉に咄嗟に理解出来ず少し頭の思考が停止する

審神者「……………え？…ええ！？私が！？」

担当「はい。政府からの命令としてブラック本丸の立て直しを是非さくら様に行っていただきたく」

審神者「なぜ私が…？」

政府の命令？なぜその命令が私に？

担当「この命令は審神者のレベル…つまり刀剣様を含んだ本丸全体を見た総合評価をこちらで勝手に数値化した物ですね。それが一定以上に達した審神者の中からさらに、審神者と刀剣様の関係、審神者の人格等で判断し、それらを見事合格した者に言い渡されます。なのでさくら様はそれに合格したと」

審神者「なる…ほど…？」

いや正直審神者のレベルとかを勝手につけられてたことに驚いたけど…そうか…なんか知らんが合格したのか…