・ ページ49
成瀬side
姫「第二の母さん？」
『そー、お前達が産まれる前も産まれたあとも俺の事助けてくれたんだ』
心「そうなんだ」
『だからね、もう1回助けてもらおう、旅館継いで貰おうと思って』
月「え、！？血繋がってない人に、？」
『うん、そうやで。本当にいい人だから、みんな一緒に明日会いに行かない？お願いするお兄ちゃんのお手伝いしてほしいんやけど』
4つ子「．．．」
『やっぱあかん、4つ子「いいよ、！」まじ？』
『ありがとう、じゃあ明日行こっか。』
4つ子「うん！」
〜〜〜
深澤side
楽屋は今も重々しい空気のまま。照はずっと舌打ちしてるし、佐久間はいつもの笑顔とは真反対の冷たい顔、舘さんと阿部ちゃんは顔にこそ出さないものの不機嫌丸出し、翔太に至ってはさっきから貧乏ゆすりしかしてない。康二とラウは今でも泣いてて、目黒は眉間に皺を寄せ考え込んでいる。
prrrrrrrr
そんな時、俺の携帯が鳴った。相手は予想がついてる。
照「誰？」
深「マネージャー。」
照「ん。」
そう言って楽屋。出て通話ボタンを押し、自販機に向かう。
深「もしもし」
『さっきはありがとう』
深「あんなこと、思ってねえから」
『ははっ分かっとるわ。傷ついたけど。』
深「ごめん．．．」
『．．．ダメだった。』
深「．．．そっか。」
『俺が着いた頃にはもう．．．父さんが先で3分後に母さんだって。逝く時までほぼ一緒ってどんだけ仲良いんだか笑」
こいつ、空元気にも程がある
深「．．．あんま無理すんなよ」
『大丈夫。逝く前に話せたから。』
深「え？でもずっと意識ないんじゃ、」
『夢の中で！』
深「．．．お前結構メルヘンなとこあるのね」
『失礼な笑ちゃんとリアルやったんやから！．．．そっちはどう？』
深「もうね、最悪。お前いないと成り立たねえわ」
『まぁ、ワンチャンあるかもって期待しといてよ』
深「え、それどういう意味？」
『後継ぎ候補が実はまだ居たんだよね〜』
深「なんでお前、それを早く、」
『だってさっき父さんと母さんから聞いたんやもん』
深「あーね、夢ってそゆことね」
『明日結果わかるからまぁ待っててよ』
深「ん。りょーかい」
『じゃ』
深「おう」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 519人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴよ(プロフ) - 紫苑さん» こちらにもコメントありがとうございます！大変うれしいです、励みになりました(;_;)更新頑張りますね！ (2021年8月17日 21時) (
レス) id: 331ebcc513 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - いつも、楽しく拝見させていただいております。大変だと思いますが頑張ってください。応援しております。 (2021年8月17日 21時) (レス) id: 761c21ee7b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴよ | 作成日時：2021年8月13日 7時
