JUMPの体調不良(短編集)

りょうすけ ページ8

知念Side

医者「恐らく、視覚過敏だと思われます」

知念『そうですか...具体的にどうしたら...？』

医者『そうですね...専用のメガネを作ったり
サングラスを着用すれば良いかと…
スマホやテレビの明るさも暗くしたりなど
色々と模索してみて下さい。
後は何より、皆さんの理解が必要です。』

知念『はい… 分かりました。』

医者『今日はもうお帰りになって良いですよ。
また何かあれば、いつでも。』

知念『ありがとうございました〜』

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あの後、撮影を延期にしてもらい

マネージャーの車で涼介を病院に連れて来た。

マネは車の中で待ってた。

病院の中に入ると

思ったよりも辛そうで一言も話さなかった。

割と空いていたので早く呼ばれ

涼介に代わり、僕が中に入って話を聞いた。

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結果はやっぱり『視覚過敏』だった。

そして、軽く説明を聞いて、診察室を出た。

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知念「涼介、涼介？ 帰ろ？」

山田「んっ」

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診察室は少し明るめだけど

診察室を出たあとの明かりは

大丈夫らしく、いつもの涼介だった。

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まだ目眩でフラついてる身体を支え駐車場まで急ぐ。

山田『っ…』
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とはいえ、病院を出たら外は綺麗な青空。

眩しいみたいで目を背けた。

知念「大丈夫？もう少し頑張って」

山田「ん…」

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しばらくすると、マネの車の前まで辿り着いたので

光を誘導し、出来る限り、光を与えないよう

サンバイザーを降ろしてもらう。

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そして、マネに涼介の家まで車を進めてもらった。

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