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笠原「ちょっと!」



郁ちゃんの声

しかも男子トイレから

目の前にいた

トイレに入ろうとしていた男性利用者の方が

驚いて固まってる(笑)

「すみません、安全を確認して参ります。御手数ですが他のお手洗いをご利用ください」

完璧←



笠原「やあ!」

ドスン



投げ飛ばしたな、これは

慌てて中に入った

「郁ちゃん!」

笠原「現行犯で確保しました」

犯人に背を向けた状態でなんてことを…

「危ないっ」

シュッ

咄嗟に郁ちゃん突き飛ばしちゃったけど

空気を切る音と腕の痛み

…あーあ、傷増えちゃう

まあ、

ドスン

郁ちゃんが無事ならいいか

カチャッ

余計なことを考えながらも

犯人を今度こそ確保

郁ちゃんに向き直る



バタバタ バタバタ



後ろから聞こえる息の揃った2つの足音

篤と小牧だ

パシン

笠原「…っ」

郁ちゃんに手を上げるとそれはピタリと止まった

「郁ちゃん、篤に怒鳴られてる意味理解してないでしょ」

笠原「……」

「走りきったら終わりじゃない。

それだけじゃない。

まずなんで単独なわけ?しかも警備中」

笠原「それは…っ、Aさんだって…」

「私?私は小牧に指示出してから来たけど?篤呼んで来いって、ねえ?」

小牧「そう、だね」

小牧が、挙動不審

「あなたはこの仕事に向いてない。無鉄砲なこと知ってて監視が甘かった篤にも責任があるけど、」

こんなに怒ってるのが久々だからだろうか

「そんな生半可な気持ちなら、荷物まとめて茨城に帰りなさい」

はたまた、流血してるからだろうか

「篤、事後処理よろしく」

堂上「お前は…」

「医務室行ってくる」

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glorious*(プロフ) - yuyuさん» そう言って頂けて嬉しいです!ありがとうございます(´ー`) (2016年3月15日 14時) (レス) id: 5388bc8a96 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - 篤さんカッコいいですね〜。 (2016年3月13日 16時) (レス) id: 2ac2cf0422 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:glorious* | 作成日時:2015年12月10日 22時

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