堂上の妻

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玄田「囮だな、エサ3匹いるし」

図書隊では囮も合法である

竜さんの一言で動き出していた

作戦5日目

ついに奴は姿を現した

堂上「着替えてこい」

ロッカーにおいてある囮用の服に着替える

スムーズな対応のために最近はメイクも濃くしてあった

…篤薄メイク派だから滅多にしないんだけどね

清楚だけどちょっとギャルチックな格好

笠原「Aさん足キレイ〜」

A「郁ちゃんに言われたくないわよ」

柴崎「それにしても容疑者増えちゃいそう…」

その麻ちゃんの言葉は後に爆弾となって降ってきた

.

笠原「何してくれてんのよこの変態ッ！顔の形変えるわよ！」

その叫び声で郁ちゃんの方にかかったとわかる

堂上「何やってんだ貴様！」

等々班員の声が聞こえる

私もそこに合流すればいいだけだった

…のに

ふと近すぎる位置に影が差した

まさか…もう一人いる…

ぞっとするような感触が太腿を撫でた

そして、、、

「辞めてくださいッ！」

高いヒールをさり気なく脱ぎ捨て

その男を投げ飛ばす

手錠をかけわたしは座り込んでしまった

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