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遅れながらに現地につくと真っ先に司令部に顔を出す
「竜さん、来たよ〜」
玄田「おう、A、なんだこだまも一緒か」
「事情聞いたでしょ?和さんに預けられないから」
玄田「そうだな、まあ折口にでも頼めばいいだろう」
と、ここで来客があった
((うちの娘はすぐ辞めさせてもらいます!))
郁ちゃんのお母さんだ
どうしてバレたのかと顔をしかめる
玄田「A、笠原を呼べ」
「はーい」
.
訓練中だから内線を使う
「篤」
---なんだ、ついてるのか?
「うん、それはいいんだけど、郁ちゃんのお母さんが訓練司令部に怒鳴り込んできちゃって…」
---わかった、すぐ連れて行く
簡潔に連絡を終えた
.
戻るとこだまが泣いていた
すまん、と竜さんが一言詫びる
((貴女も郁の上司よね、こんな場所に子ども連れてきて…))
こだま「だから僕は…っ」
合点した
こだまおいで、そう言うと私の足の裏に隠れる
「お言葉ですが、この子は自らここに来ることを望みました。親子の意思確認ぐらいできてるし、私は私で負担が増えてもこの子の命も守る覚悟はあります」
自分で来たいって言ったんだもんね?
聞くとこだまはコクリと頷いた
「あーそうだ、篤が修羅場になっていい環境用意しとけって」
玄田「もうなってるな」
コソコソ話していると彼らが来た
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glorious*(プロフ) - yuyuさん» そう言って頂けて嬉しいです!ありがとうございます(´ー`) (2016年3月15日 14時) (レス) id: 5388bc8a96 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - 篤さんカッコいいですね〜。 (2016年3月13日 16時) (レス) id: 2ac2cf0422 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:glorious* | 作成日時:2015年12月10日 22時