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良化特務機関の襲来は今までにないパターンだった
そして隊長室で待機していた私に
柴崎さんから連絡が来た
閲覧室に早く来てください
それだけだった
.
すぐに向かえば一触即発の空気に思わず顔をしかめる
小牧と図書館長代理が並んでいる
((直ちに小牧二正を引き渡さない場合、武蔵野第一図書館ぐるみでの人権侵害容疑として検討するがいいか!?))
その恫喝が保守主義の鳥羽代理に向けられていることはわかる
「ちょっと待…((武蔵野第一図書館館長代理として小牧幹久二等図書正の便宜を図るっ!))
あと少しなのに間に合わなかった
小牧が落ち着いた様子で、篤に実家には黙っておいてくれという
もう我慢出来なかった
「待ちなさい」
私は静かに言い放った
「鳥羽代理、現在指揮権を持っているのは私です。あなたの越権行為は大きな問題となるでしょう」
((なんだ貴様、貴様も連行されたいのか?))
((女が最高指揮権か…))
言いたい放題の良化隊員のトップに私は手帳を見せた
((佐倉A…三監…))
その相手が誰なのか私には分かっていた
図書隊と良化隊の関係がなかったとしても、無関係者ではない
「ナメてもらっちゃ困りますよ」
お父さん、
最後は相手にしか聞こえないだろう大きさで呟いた
((ほら、行くぞ))
しばらくフリーズした後、我に返ったように小牧を連れていった
.
「至急隊長に連絡。奴らが使いそうな建物リストアップして。法務部にも話を通しておくように」
居合わせた隊員ははいと返事して散っていった
残ったのは小牧の抜けた堂上班だった
堂上「お前…」
「いいの、気にしないで」
堂上「でも…」
「いいっつってんの!早く解決策を」
それ以上は篤は何も言わずに去った
光も、無理すんな、なんて言って篤の後を追う
そして郁ちゃんは…
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glorious*(プロフ) - yuyuさん» そう言って頂けて嬉しいです!ありがとうございます(´ー`) (2016年3月15日 14時) (レス) id: 5388bc8a96 (このIDを非表示/違反報告)
yuyu(プロフ) - 篤さんカッコいいですね〜。 (2016年3月13日 16時) (レス) id: 2ac2cf0422 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:glorious* | 作成日時:2015年12月10日 22時