Episode4 ページ5
ああ、今日はなんて運が悪いのか。
朝の黒板消し事件が合図かのように
その後の授業でもいじめ、いじめ、いじめ。
しかし、そんな授業もこの四限目を乗り切れば
楽しい楽しいお昼の時間!!!!!!
なんてくだらないことを考えていたら
先生に指されてしまった。
仕方なくのそのそと黒板の前に歩いていく
ことはできず。
足を引っ掛けられた、顔面からいった。
うわああああぁぁぁびっっっくりしたあああぁ
今倒れる瞬間ひゅって!!!!!!
ひゅっていったからね!?!!!?!!!
てか痛い…顔…
先生「おい、大丈夫か?って鼻血出てるじゃないか!保健委員、飯田のこと連れてってやってくれ」
なんて先生が言うけどクラスの女王に逆らう
人なんて生憎このクラスにはいないのだ。
『いいです先生、大したことないので。私一人で行ってきます!いいですか?』
取り繕った笑顔で言う。
本当は目上の人と話すのだって怖いのに。
否
怖いからこそ取り繕うのだが。
仕方なくポケットからティッシュを取りだし
鼻を軽く押さえて歩き出す。
聞こえる。見える。嫌だ。嫌だ。
私を嘲笑う声。可哀想って言いながらこちらを見る目。
怖い、のに。
誰にも相談できないまんまで。
私の弱虫、早く無くなれ。
✄------------ キ リ ト リ ------------✄
作者です!
急にシリアス展開になって自分で焦ってます((
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作者名:勇者(Lv1) | 作成日時:2019年8月4日 17時