角名倫太郎の実家に住む

25.「日影」で涼んでたら ページ28

「あ…あ、え…」

「調子悪いのか？」


びっくりしすぎて上手く喋れない
だって皆さんご存知日向翔陽君、その後ろに影山飛雄君がいたんだから


「確かに顔赤い！大丈夫？」


「え、いや…涼んでた…だけで別に大丈夫…」


「そっか！なら良かった」



2人は私の隣に腰を下ろした






え？


「俺日向翔陽！」

「影山飛雄っす」


「あ、私は香ノ木A…」


自己紹介したけど緊張してあんまり話せないからね？？



てかこんなに近づいて大丈夫か？


「Aはここの生徒？何年？俺1年、こいつも！」

「こいつって言うなボゲェ」



「そ、そうだよ森然の2年…」


影山の生ボゲェ頂きました(拝み)


「え！やべ先輩だった！」


「別に気にしなくてもいいよ」


「良かった！俺の事は好きに呼んで！」


「わ、分かったじゃあ日向って呼ぶね」


「おう！ところでAは何で学校に来てたの？もしかして補習？」

もしかして補習？って失礼だな(笑)


「園芸委員会で花の水やり当番だったの
補習はないよ」


「へー偉いなこんな暑いのに！
俺たちはバレーの合宿！強くなるためにここに来た、強くなって絶対に全国へ行く！！」


知ってる


「じゃあ頑張ってるんだね」



「おう！あ、そろそろ体育館戻らないと。行くぞ影山！」


「命令すんな日向ボゲェ！！」


「あ！これ良かったら食べて！」


ポケットに手を突っ込んだら飴が入ってたから
2人に1個ずつあげた

溶けてないはず


「応援してるよ！」


「「アザース！！」」



2人は競争しながら走っていった

26.夢→←24.暑さには気をつけましょう！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す