朝の仕事2 & 秘密 ページ4
コンコン
『おはよう父さん、私だよ。入っていい？』
「ああ」
ガチャ
執務室の扉を開けると、父が書類の整理をしていた
『朝からご苦労様。朝ごはんできたよ』
父は書類を片付け、朝ごはんを受け取る
「他の者たちは？」
『もう起きてご飯食べ終わったころだと思う』
「そうか…なら、みんなを集めてくれ。お前は来なくていい」
『…はーい』
バタンッ
執務室を出て、食堂へ行く
中に入ると予想通り、みんなはご飯を食べ終えて話しをしている
『みんなー。結城中佐が執務室に集まれだって』
三好「わかりました。Aは？」
『私は来なくていいんですって』
三好「りょーかい」
『福本さん。残りは私がやっておくね』
お皿洗いをしてくれている福本さんにそう言うと、「ありがとう。すまないな」と言われたので、『いえいえ』と言った
みんなは食堂を出て、執務室へと向かっていくのを見ると、食器に手をかけた
『はぁ、なんでかなー』
少し俯きながら、手を進めた
ーーーーーーーー三好sideーーーーーーーーー
コンコン
「失礼します。結城中佐、入っていいでしょうか？」
結城「ああ。入れ」
執務室に入ると、結城中佐はこちらを見た
結城「Aは？」
福本「食堂で皿洗いをしている筈です」
結城「そうか。…もうわかってるかもしれないが、Aが狙われている」
Aが狙われている。
それは今までに何回もあったことだ
その理由は簡単。結城中佐の義娘だからだ
そのことはAは知らない。結城中佐がAを不安にさせてはいけないといい、隠している
波多野「バカですね、連中も」
波多野がそう言うと、ふっと神永も笑った
神永「たしかに。何回も失敗したこと忘れてんすかねぇ？ま、油断はしないけど」
「安心してください、結城中佐。Aは俺たちが守るので。誰にも…傷つけさせませんよ」
そう、傷つけさせない。それは決して結城中佐の義娘だからではない
きっと、D機関のみんなはAのことが大好きだ(いろんな意味で)
何があっても揺らがない目
ころころ変わる表情
そして笑顔
その全てを、守る
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赤ひまわり - 返信が遅くなり、本当に申し訳ありません！面白いと言ってくださるだけで頑張れる気がします！本当にありがとうございます！ (2017年1月15日 17時) (
レス) id: 762836d065 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 面白かったです！続きが楽しみなので更新頑張って下さい＾＾ (2016年9月1日 9時) (レス) id: ab5963e87e (このIDを非表示/違反報告)
赤ひまわり - ベルさん» 二回目のコメントありがとうございます！楽しみにしてくださって私も嬉しいです！更新頑張りますヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ (2016年6月9日 21時) (レス) id: d09bf9d13f (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 赤ひまわりさん» 更新楽しみです！！ (2016年6月6日 22時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
赤ひまわり - ベルさん» 頑張ります！ありがとうございます (2016年6月6日 16時) (レス) id: 33aab05466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤ひまわり | 作成日時：2016年5月21日 3時
