出会い2 ページ16
会場についた機関員達は、さっそく作戦を立てる
三「じゃあ、とりあえず結城中佐の娘が誰か当てよう。話はそれからだ」
機関員は全員バラバラになり、娘が誰なのかを探しにいった
実(違う、きっとこの人も違う)
神(結城中佐の娘ってことは、きっと俺たちみたいに頭の回転も早くて賢いんだろうなー)
波(これ結構難しいんじゃないか？)
結城中佐からは娘の特徴など一つも教えられていない機関員達は、かなり頭を悩ませている
「お兄さん、すごくかっこいいわね…」
「私と今度遊びましょ？」
三「ふふ、ありがとう」
三(なんの特徴も与えない。という事は、だいぶ個性的な見た目。もしくは性格をしているのか？)
周りとは違った、特徴的な人物を探す。
一番特徴的だと言ったら、飲み物や食事を運んでいる接客員だ
三(よく考えれば、参加者が38人に対して接客員が一人というのもおかしい…)
まっすぐその女へと近づく
三「すみません…お手洗いどこか、教えていただけますか？」
？「あ、はい。そこの通路を通り、二番目の角を曲がって、そこから三番目の角をまがって5番目の扉でございます」
三「すみません…僕、記憶力悪くて…。わからないので、案内してもらってもよろしいでしょうか？」
？「もちろんいいですよ！ご案内いたします」
三(ま、もちろんわからないなんて嘘。これくらい、一般人にだってわかる)
とりあえず女の後ろについていく。
するとトイレに着いたようで、女が止まった。照明は少し暗め。
？「こちらがお手洗いでございます。会場への戻り方はわかりますか？」
三「はい。一度通った道は大丈夫ですので。…ところで、あなたお名前は？」
少し、距離を縮め、声を低くして言う
『…Aと申します』
三「苗字はなんていうんですか？」
『…すみません。苗字についてはお答えできません。…父にあまり言うなと言われているもので』
「…もしかして、‘‘結城’’というのでは？僕の知り合い…まあ大分年上方なのですが。その人にあなたによく似た娘がいるらしいんです」
『…父のお知り合いですか？』
三「では、やはりあなたは結城というのですね？」
ゆっくり頷いた女を見て、三好は嬉しそうに目を細めた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 92人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤ひまわり - 返信が遅くなり、本当に申し訳ありません！面白いと言ってくださるだけで頑張れる気がします！本当にありがとうございます！ (2017年1月15日 17時) (
レス) id: 762836d065 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 面白かったです！続きが楽しみなので更新頑張って下さい＾＾ (2016年9月1日 9時) (レス) id: ab5963e87e (このIDを非表示/違反報告)
赤ひまわり - ベルさん» 二回目のコメントありがとうございます！楽しみにしてくださって私も嬉しいです！更新頑張りますヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ (2016年6月9日 21時) (レス) id: d09bf9d13f (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 赤ひまわりさん» 更新楽しみです！！ (2016年6月6日 22時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
赤ひまわり - ベルさん» 頑張ります！ありがとうございます (2016年6月6日 16時) (レス) id: 33aab05466 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：赤ひまわり | 作成日時：2016年5月21日 3時
