お手伝い6:お兄ちゃんみたいで ページ13
コンコン
『失礼します。コーヒー持って来ました』
今、みんなは会議(？)中
「入れ」
入ると、こちらを見てみんな微笑んでるように見えるが、小田切さんなんかは難しい顔をしている
三「ありがとうA。丁度飲みたかったんだ」
『ううん。丁度よかったなら嬉しいわ〜』
波「A〜。もし好きな人がスパイで、玄関の扉を開けたらし んでた……なーんて事があったらどう思う？」
結「……(ギロ」
結城中佐はとても怒ったように波多野を睨んでいるが、その視線に気づいていないかのようにニコニコ笑っている
『うーん。まあ、みんなはもうスパイだしね…』
サラッと好きな人がD機関のみんなだと言っているようなものなので、みんなは心の中で笑う
『でも、やっぱショックだろうなぁ』
なんか任務中でみんなが し んだら…と思ったら泣きそうだ
それに気づいたのか、波多野は、ありがとう。俺たちもAが好きだよ。と、笑いながらAの頭を撫でた
『えへへっ』
三好「結城中佐もね(コソ」
そう言われ、チラッと結城中佐を見れば、いつもと同じ無表情な顔
『(クス』
「さっ、Aは部屋に戻って、休んできなよ。僕達も話があるからね」
『あっ！ごめんなさい。失礼しました！』
ああ言われたものの、部屋に戻る気はない。
何故なら、小田切さんの顔を見たら話し掛けずにはいられなかったから
いつも私を見ると笑い、まるで妹のように接してくれる彼が、ずっと無表情…いや、難しい顔をしていた
『大丈夫…だよね』
数十分後、ぞろぞろとみんなが出てくる。
影に隠れていた私は、出てきた小田切さんに突進した
『元気だしてください！私、小田切さん…そう、お兄ちゃんみたいで好きです！頑張って！』
小「っ！」
小田切さんが何かを言う前に、私は自分の部屋へと走っていった
小「………」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 92人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤ひまわり - 返信が遅くなり、本当に申し訳ありません！面白いと言ってくださるだけで頑張れる気がします！本当にありがとうございます！ (2017年1月15日 17時) (
レス) id: 762836d065 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 面白かったです！続きが楽しみなので更新頑張って下さい＾＾ (2016年9月1日 9時) (レス) id: ab5963e87e (このIDを非表示/違反報告)
赤ひまわり - ベルさん» 二回目のコメントありがとうございます！楽しみにしてくださって私も嬉しいです！更新頑張りますヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ (2016年6月9日 21時) (レス) id: d09bf9d13f (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 赤ひまわりさん» 更新楽しみです！！ (2016年6月6日 22時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
赤ひまわり - ベルさん» 頑張ります！ありがとうございます (2016年6月6日 16時) (レス) id: 33aab05466 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：赤ひまわり | 作成日時：2016年5月21日 3時
