隣の君【花江 夏樹】part２

隣の逢坂宅【４０】 ページ4

数十分後


？「Aちゃん！！」


すごい焦った夏樹くんが来た

てか、走ってくれたんだ…

汗すごい。

私のために、うれしいなぁ。


嬉しいけどね、それは貴方が優しいからでしょ？

そんなに皆に優しくしたら勘違いされちゃうよ？


でも、来てくれた事が嬉しい…


熱に感謝だ…(笑)


花「ﾊｧﾊｧね、熱は？」


『大丈夫です。微熱程度なので…』

お、逢坂さん、ニヤニヤするの止めません？


花「よかったぁぁ…俺、Aが居なくなったら困るよ…」


『え…Aって…』


花「俺、Aの事、好きだよ…」

　「辛いんだったら、逢坂さんだけじゃなくて、俺も頼ってくれないかな？」




今、好きって？

言ってた？

夏樹くんが私を好き？


『好きとか簡単に言っちゃうと勘違いされちゃうよ？』


うれしいのに、信じられない私。


花「勘違いしてよ。俺は歳とか離れてるし、頼りないかもしれないけど、Aの事、大好きだよ！」



『………信じていい…の？早く、訂正しないと勘違いするよ？』




花「訂正しないよ。勘違いしてよ。」




『っ……好き…夏樹くんの事、だいすきっ』



花「うん…じゃあ、俺と付き合ってくれる？」



『うんっ！よろしくお願いしますっ！』



幸せだ……





・

　
　


・






・





逢「うん、おめでとう。でもここ、俺んちな」





『「………あ」』

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