【ドラゴンボール】クリムゾンの花嫁２【ピッコロ】

NINETY-SEVEN ページ48

空「そんじゃ!行ってくる!」


占いババを連れて戻ってきた悟空に、事の経緯を知ったババが直々にモンスターワールドへ一同を連れて行く事になった

占いババが用意した馬車には乗り込める人数には限りがあり、悟空、ベジータ、ピッコロの３名が行くこととなった


ブ「アンタたち!!!」


ブルマの一声に３人が振り向けば


ブ「あの子を！絶対連れて帰って来なさいよ!!」


３人は勿論だと言う笑顔を浮かべると馬車に乗り込んだ、馬車はAを乗せた馬車と同じ様に出て行った




馬車に揺られて間もない窓の外を悟空が除けば何やらキラキラとした青いトンネルを通っていた


空「すっげーぇな！宇宙空間にこんな道があんのか!!」

占「この道はモンスターワールドに続く専用のワープゾーンじゃ、おみゃーさん達の言う娘っ子がだいぶ前に出発してるなら‥

急がにゃー間に合わんからのぅ」

「間に合わないとはどういう事だ?」


馬車の中で立ち上がったピッコロをベジータが片手で制すと、座り直したピッコロ


占「悟空が来る少し前にこれが届いとった」


占いババが差し出したものは、黒い封筒に赤い血のような刻印が押されていた物だった


ベジータが中を開封すれば


べ「結婚式の招待状だと？」


ピッコロも悟空もそれに覗き込めば新郎の名の覧にプリンス・ヴァロン


そして新婦の覧には


　プリンセス・A


と明記されていた


それをみてイライラとした表情を浮かべるピッコロ

NINETY-EIGHT→←NINETY-SIX

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す