NINETY-ONE ページ42
馬車の轡を握るポチに声をかけるA
「何でしょうA様?」
『あの日‥何でポチちゃんは現実の人間界にいたの?』
思わぬ質問にポチはAがあの頃を思い出していたのだと分かるとどこか嬉しそうな顔をした
「王子の勉強の一環でした」
『勉強の?』
「はい。王位につく前に、モンスターワールドでは人間界で人間の事を勉強する事が義務付けられているのです。人間がいかなる生物かを学ぶために…」
『そうだったんだ…でも、なんでそれがさっきいた地球じゃなくて私がいた現実世界だったの?』
「それは王子が望んだからです。」
『ヴァロンが?』
「はい。理由は私には分かりませんが‥
王子は現実世界に行かなくてはいけない何かを感じていた様です」
そう話していると、馬車が通っていたワープホールを抜けた
「A様!モンスターワールドが見えて参りました!」
Aが窓に近づくと、オレンジ色の月の様な惑星があった
『アレが‥モンスターワールド…
ヴァロンは本当に、この長年私を待っててくれたのかな‥』
Aのつぶやきにポチはニッコリと笑みを浮かべた
「お会いになれば分かりますよ」
その頃…
悟空の持ってきた仙豆で回復したベジータと、その場にいた全員がリビングスペースにいた
ブ「て言う事なの…」
ブルマが集まった皆に、Aから聞いた彼女の過去と、連れて行かれた理由をすべて話した
彼女の過去の話を聞いて、やり切れない表情を浮かべる者、
チ「Aさ…そったら酷い事をされてたんけ…」
と、チチの様に涙を流す者がいた
「何故だ…」
「「「!」」」
今まで静かに話を聞いていたピッコロが口を開いた
「何故お前たちはそこまで知っていたのにそれを俺に言わなかった!!!!」
ピッコロは怒りに震えていた
ブ「確かに今まで黙ってたのは良くない判断だったわ‥
でもねピッコロ‥あの子はこの事実を貴方だけには知られたくないて頑なだったのよ!」
「っ…なんでなんだ…」
傷ついた様なピッコロ
天「そんなの決まっているじゃないか!お前を愛しているからだろう!」
そんな事も分からんのか!という天津飯
「それなら何故!尚更俺に言わなかったんだ!?」
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NoA(プロフ) - 星猫さん» 有難う御座います゚(゚´Д`゚)゚更新さくさくできる様に頑張ります☆ (2020年2月8日 0時) (レス) id: 2133b2cea6 (このIDを非表示/違反報告)
NoA(プロフ) - 春空さん» 有難う御座います(*´д`*)実はそうです!笑。本サイトだと章ごとのUPなので結構次の章の半ばまでは書けているのですが完成していなくて更新できてませんがこちらは小出しできるので小出し更新していくつもりです(*´▽`*)エネルギー頂いたので私も更新頑張ります!!! (2020年2月8日 0時) (レス) id: 2133b2cea6 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます!! (2020年2月7日 7時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
春空 - 続編おめでとうございます!!、本サイトでまだ書かれてない話しまで行きそうだと思うと続きがとっても楽しみにしてます!!。 (2020年2月7日 0時) (レス) id: 6a918ace52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NoA | 作成日時:2020年2月7日 0時