EIGHTY-EIGHT ページ39
荒々しくベッドに近づいた父親はいきなりヴァロンを思いっきり殴りつけた
「ガッ!!!」
『や!!やめてお父さん！！！』
殴り飛ばされたヴァロンは頭をタンスに打ち付け視界が朦朧とした、恐怖で顔を歪ますAの髪の毛を掴んだ父
『いたぁっ!!』
「このマセガキがっ！俺のいない間に男を家にあげるなんざ、いい度胸してるじゃないか!!
来い!!!」
『やぁああ!!!』
引きずられていくA
「まっ、待て・・」
ヴァロンはグラグラとする頭で起き上がり２人を追った
何かがピーピーとなる台所
「この糞ガキーーーッ!!!!」
父親は掴んでいたAの髪を離すと
「今日こそ思い知らせてやる…」
『！！！』
父親はピーピーと鳴るやかんを手にすると恐ろしい笑顔を貼り付けてAに一歩、一歩近寄った
『ごめん…なさい…ごめんなさい…』
ガクガクと口を震わせて後ずさるAに父親は手を伸ばす
『ごめんなさい、ごめんなさい!!!!』
父親は彼女の右腕を掴むと
『ャ！ヤダ!!!やめてぇーーー!!!!!』
ジャアアアアーーーー!!!!!
『ああああああっ!!!!』
やかんの中の熱湯を彼女の背中にかけた
熱さと痛みでバタバタと暴れるAにお構いなしで笑顔を貼り付けていた
そこへ要約グラグラする頭で台所へ辿りついたヴァロンは
『ぎゃああああああっ!!!!!!』
父親にやかんのそこを、背中に押し当てられ、のたうち回り苦しむ彼女の姿を目にした
「ギリリリッ…」
何かがキレたヴァロンは瞳を血のようなに真っ赤にさせ…
ガシャーン!!!!!
父「なんだ！！？」
そこへ唸り狂うオオカミが窓を突き破って入ってきた
いきなりの事で驚き戸惑う父親はやかんを振り回すもオオカミは唸り声を上げながら近づく
トン・・
父「！！、どけっ！ ひっ！？」
父親がヴァロンとぶつかり振り返ると目を真っ赤にさせたヴァロンに驚いた、１歩後ずさると、ヴァロンの背後から大きな黒い羽がザッと開いた
「愚かな人間よ…」
ザクッ!!!
父「ギャアアアアッ!!!!!」
ヴァロンの翼の先が父親を逃がすまいと、彼の片足に突き刺さった
「痛みを味わう気分はどうだ？」
痛みにのたうち回る父親、構わずヴァロンが手をかざしてサッと横に振れば家に炎が灯った
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NoA(プロフ) - 星猫さん» 有難う御座いますﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ更新さくさくできる様に頑張ります☆ (2020年2月8日 0時) (
レス) id: 2133b2cea6 (このIDを非表示/違反報告)
NoA(プロフ) - 春空さん» 有難う御座います(*´д｀*)実はそうです!笑。本サイトだと章ごとのUPなので結構次の章の半ばまでは書けているのですが完成していなくて更新できてませんがこちらは小出しできるので小出し更新していくつもりです(*´▽｀*)エネルギー頂いたので私も更新頑張ります!!! (2020年2月8日 0時) (レス) id: 2133b2cea6 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます！！ (2020年2月7日 7時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
春空 - 続編おめでとうございます！！、本サイトでまだ書かれてない話しまで行きそうだと思うと続きがとっても楽しみにしてます！！。 (2020年2月7日 0時) (レス) id: 6a918ace52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NoA | 作成日時：2020年2月7日 0時
