EIGHTY-SEVEN ページ38
あくる日の事‥いつもの様にAの家を訪れたヴァロンは、庭先に顔を出したがAの姿がなかった、窓からも姿を確認できず
2階のAの部屋とされている場所に浮遊して外から覗いても彼女の姿がみえなかった、
ガラガラ…
魔力で窓の鍵をあけて中に入り、家の中を探し始めた
「A?」
いくつかの扉をあけ、最後の扉をあけると
「!!!!!」
戸をあけた横のスペースから足が出ているのをみつけ駆け寄ると
「A!!!」
風呂場でぐったりしているAを見つけた、その小さな身体を起こしてやれば
「ちっ!!!」
ヴァロンの身体が火傷しそうな程の熱をもったAの身体
『はっ…はっ…ヴァ、ロン?…』
「あぁ、ココにいるぞ!」
『今日も…きて、くれたんだ‥』
ヴァロンの姿を確認すると、Aは微笑みながら目の端から涙を流していた
「あまり喋るな‥」
そう言いながらAを抱き抱えたヴァロンはAを彼女の部屋に運ぶと、ベッドの上にその身体を寝かせ指を鳴らすと濡れたタオルが彼女の額に着地した
暫すると、
『んっ…』
目を覚ましたA
「大丈夫か?」
そう言いながらヴァロンはAの頬に触れると彼女はニッコリと微笑んだ
『ヴァロンの手‥とっても気持ちいい…』
嬉しそうに自分の手に擦り寄るAにヴァロンは自分の冷たい心臓が熱をもった
『あのね‥コレ‥ヴァロンに…』
「?」
Aはベッドの横に隠していた包をヴァロンに渡したヴァロンが中を開けると
「コレは‥」
中にはハート型のアイロンビーズにポチ、ヴァロン、Aの顔が描かれた物が入っていた
『ごめんね‥そんな物しか用意できなくて‥』
「何故コレを僕に?‥」
戸惑うヴァロンにAはへへと笑った
『今日はクリスマスだから‥メリークリスマス!w』
「!!!」
ヴァロンが何か言おうと口を開いた時
ガチャっ‥
玄関のドアが開く音が聞こえ、誰かが2階にあがってくる音が聞こえた
ガチャリ‥
「おいA・・!!!」
部屋の扉をあけたのはAの父親でヴァロンをみると驚いた顔をしていた
「あ゛ぁ゛?誰だお前?」
ヴァロンを睨んだ父親は彼の手に持っている物をみてカッ!!!と頭に血を上らせていた
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NoA(プロフ) - 星猫さん» 有難う御座います゚(゚´Д`゚)゚更新さくさくできる様に頑張ります☆ (2020年2月8日 0時) (レス) id: 2133b2cea6 (このIDを非表示/違反報告)
NoA(プロフ) - 春空さん» 有難う御座います(*´д`*)実はそうです!笑。本サイトだと章ごとのUPなので結構次の章の半ばまでは書けているのですが完成していなくて更新できてませんがこちらは小出しできるので小出し更新していくつもりです(*´▽`*)エネルギー頂いたので私も更新頑張ります!!! (2020年2月8日 0時) (レス) id: 2133b2cea6 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます!! (2020年2月7日 7時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
春空 - 続編おめでとうございます!!、本サイトでまだ書かれてない話しまで行きそうだと思うと続きがとっても楽しみにしてます!!。 (2020年2月7日 0時) (レス) id: 6a918ace52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NoA | 作成日時:2020年2月7日 0時