EIGHTY-THREE ページ34
次の日にAは父親が仕事に出かけると急いでポチの元へ朝食の食パンを持って現れた
『ポチちゃんオハヨウ!!!』
「キャンキャン!!!」
元気に尻尾を振って自ら現れたポチをAは嬉しそうに抱きしめた
その頬には大きなガーゼが被せられていた
ポチが朝食を食べ終えるとAはポチを抱き抱えて昨日ポチと出会った公園に向かった
道中で…
「あら、Aちゃんやないの〜」
『！ ぁ…こんにちは』
Aを呼び止めたのはオバチャン３人集団でいた、一人のふくよかなオバチャンだった
「ワンちゃん買うてもらたん？！」
『あ、違うんです…この子迷子で…おばさま方、この子の飼い主知りませんか？』
ポチを掲げるAに、３人は顔を合わせると
「ごめんな〜うちらは知らんわ〜」
『そうですか…あ、じゃあ…私はこれで…』
そうAがお辞儀すると彼女はかけていく
しかしポチはおばちゃん達のAを見る嫌な目が気になり彼らの内緒話に耳を傾けた
【「あの子！今学校に行ってないみたいよ！」
「だからこんな時間に野良犬なんかと遊んでるのね〜」
「あそこのお家！あの子が産まれて直ぐ奥さん亡くなったでしょ〜
それから旦那さん暫頑張ってたみたいだけど！今はただの飲んだくれですって！！」
「それ知ってる！し・か・も!!!あの子に暴力振るってるらしいわよ！」
「まぁ！じゃあ、あの頬っぺのは‥」
「昨日も暴力振るってたんじゃない？」
「そんな人が近くに住んでるなんて嫌〜ね〜」
「あの子も可哀想だけど、早く引っ越してって欲しいわね」】
そうワイワイと話す彼らにポチは言い知れない怒りを覚えていた
公園に到着するとポチを地面に置いた
『昨日ココでポチちゃんを拾ったんだけど、ポチちゃんココからお家はどう行けばいいか分かる？』
首を振るポチ
『そっか〜ココに来たら‥何か分かると思ったんだけど…
もう少しこの辺りを散歩してみようか！』
その日は歩きまわったが結局手がかりが掴めず早めに家に帰ると、家の中にあげてもらったポチはAの直ぐ隣で彼女が夕食の準備をしているのを眺めた
『今日は骨のついた鶏肉さんだから余った骨は全部ポチちゃんにあげるからねｗ』
そう言われて嬉しそうに尻尾を振るポチ
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NoA(プロフ) - 星猫さん» 有難う御座いますﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ更新さくさくできる様に頑張ります☆ (2020年2月8日 0時) (
レス) id: 2133b2cea6 (このIDを非表示/違反報告)
NoA(プロフ) - 春空さん» 有難う御座います(*´д｀*)実はそうです!笑。本サイトだと章ごとのUPなので結構次の章の半ばまでは書けているのですが完成していなくて更新できてませんがこちらは小出しできるので小出し更新していくつもりです(*´▽｀*)エネルギー頂いたので私も更新頑張ります!!! (2020年2月8日 0時) (レス) id: 2133b2cea6 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます！！ (2020年2月7日 7時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
春空 - 続編おめでとうございます！！、本サイトでまだ書かれてない話しまで行きそうだと思うと続きがとっても楽しみにしてます！！。 (2020年2月7日 0時) (レス) id: 6a918ace52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NoA | 作成日時：2020年2月7日 0時
