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SIXTY-FIVE ページ16

そんないつもの彼女らしくない姿に戸惑いを隠せないピッコロ

そんなピッコロにハッとしたAは、彼から少し離れると


『ど!どうしたんでしょうかね!?アハ!アハハハ!!w』

笑って誤魔化すA、彼女の様子がおかしいのは明白だったが、ピッコロは敢えて追求せずその頭をそっと撫でた

そんな二人をブルマ達は複雑な思いで見守っていた



軽い軽食をすませると、パーティーのために各々がせっせと準備を始めていた

ベジータ、ピッコロ、トランクス、デンデがツリーをたてたり飾り付けをする頃

Aとブルマはお茶をしながら、パーティーのお皿の準備やAがみんなへのお土産で作ったクッキーのラッピング作業をしていた


ブ「うぅーむwこのクッキーも最高ねw」

『ふふwそう言って貰えて嬉しいですw』


ブルマはつまみ食いをしながら、袋に数個入れるとそれにリボンをしてAに渡していた

Aはそれに何やら手書きの手紙を添いつけていた

そんな彼女をみて、少し寂しそうにため息を吐いたブルマ


ブ「今夜‥なのよね」


俯いて悲しそうなブルマを目にして、Aも悲しそうな顔をする

『はい…』

ブ「本当にいいの?ピッコロや他の皆に言わなくて?」

『言ったら…お別れするのが余計に辛くなっちゃいますから!』

苦しそうに微笑む彼女にブルマは下唇を噛み締めた


ガタッ…

  「「!!!」」


物音がする方をみれば、持っていた飾りの入った箱を落とし、驚いた顔のデンデがいた


デ「Aさん…今の話しは…どういう事ですか?」

『デンデちゃん…』

Aは迷ったが、もう隠しきれないと思いデンデに包み隠さず全てを話した


デ「そんな!そんな事って!!」

『今まで隠してきて、ごめんなさい…でも…それが私がこの世界に来た真実なの』

デ「それじゃあ‥今夜‥Aさんは連れて行かれてしまうって事ですか?!」


何も言わずに静かに頷くAにショックを隠しきれない顔をするデンデ


デ「で!でも!きっとピッコロさんや悟空さんに話せば!!」

『それはダメ!!』

デ「!」

『それだけはしないで…“あの人”は現実世界にも干渉できる人…悟空でも‥きっとただじゃ済まない…』

眉間に皺を寄せ顔歪めるブルマ

デ「そんな…」

『お願いデンデちゃん…私が居なくなるまでは…誰にも話さないで‥私は…これ以上…大切な人が傷つくのをみたくないの…お願い…』


俯いてデンデの手を両手で握るAは震えていた


デ「…わかり、ました…」

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設定タグ:ドラゴンボール , ピッコロ , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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NoA(プロフ) - 星猫さん» 有難う御座います゚(゚´Д`゚)゚更新さくさくできる様に頑張ります☆ (2020年2月8日 0時) (レス) id: 2133b2cea6 (このIDを非表示/違反報告)
NoA(プロフ) - 春空さん» 有難う御座います(*´д`*)実はそうです!笑。本サイトだと章ごとのUPなので結構次の章の半ばまでは書けているのですが完成していなくて更新できてませんがこちらは小出しできるので小出し更新していくつもりです(*´▽`*)エネルギー頂いたので私も更新頑張ります!!! (2020年2月8日 0時) (レス) id: 2133b2cea6 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 続編おめでとうございます!! (2020年2月7日 7時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
春空 - 続編おめでとうございます!!、本サイトでまだ書かれてない話しまで行きそうだと思うと続きがとっても楽しみにしてます!!。 (2020年2月7日 0時) (レス) id: 6a918ace52 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NoA | 作成日時:2020年2月7日 0時

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