138 ページ42
｢何ですか？
大倉さん｣
｢ちょっと待って｣
この際しまえ、プロポーズ
｢朝ご飯作りに行くんですよ｣
｢もう朝ちゃうやんブランチやん｣
｢それでもいいです
キッチン行ってきます｣
｢やーかーらー｣
布団を剥がして起き上がった
引き止めたAをベットの上に座らせた
｢ホンマはさ、
東京帰ってきてから言おうと思ってん｣
｢はい･･･｣
｢これ、やねんけど･･･｣
ローテーブルから例の箱を取ってAの前に出す
｢え･･･｣
Aは察したのかめっちゃ驚いた顔して、
口を抑えてる
そーっと開けると
そこには自分で言うのもなんやけど綺麗に輝いて、めっちゃAに似合いそうな指輪
｢俺と
結婚してほしい｣
Aの顔を見ながら言うと
涙を流しだした
｢･･･大倉さん｣
｢ホンマはな、東京帰ってきてからしようと思ってん
レストラン予約して、夜景が綺麗で、豪華なご飯食べながらさ･･･
結局こんな形になってもうてごめん｣
Aは首を横にブンブン振って
｢そんなのいいんです･･･
大倉さんがっ
してくれたことが･･･嬉しいです、から｣
綺麗な涙をボロボロ流しながら
そう言った
一生に一度しかないめっちゃ大事な瞬間をベットの上で済ませてごめん
でも、そんな思い出が薄そうなプロポーズを嬉しそうに了承してくれた
ホンマにええ彼女
もう感謝しかない
｢手ぇ出して？｣
そう言っても泣いてばかりで動かへんから
俺がAの左手を取った
｢ほら、見て？
めっちゃ綺麗やで？｣
｢うん･･･｣
｢そんな泣かんといてやぁ
ほっとけんくなる(笑)｣
｢ごめんなさい･･･
これ、とっても綺麗です
私には勿体ないくらい･･･ですよ｣
｢そんなことないよ
でもやっぱ勿体なかったかなぁ｣
｢え、
やっぱり、ですか･･･？｣
｢この指輪よりAの方が綺麗やわ｣
｢･･･え｣
｢やから、どんな高い指輪より、
俺これめっちゃ選んで買ったけど
やっぱAには適わへん｣
そしたらAはクスッと笑った
｢大倉さんってそんなことも言うんですね｣
｢そや｣
｢ありがとうございます
本当に嬉しいです｣
｢それとな？もう一つあんねん｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 190人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まお(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます！全部好きなんて嬉しすぎます！1番なんてもう！本当にありがとうございます！！ (2018年2月25日 18時) (
レス) id: 4ea9350c86 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - オクラさんの作品全部好きです。もう1番大好きな作者さんです。頑張ってください！ (2018年2月25日 17時) (レス) id: edc63ad845 (このIDを非表示/違反報告)
まお(プロフ) - Cさん» もうクライマックスに近づいております！と少し遅いかもしれませんが、更新をお待ちください！ (2018年2月19日 22時) (レス) id: 4ea9350c86 (このIDを非表示/違反報告)
C - あああ〜〜はやく続きが読みたいです！ (2018年2月19日 3時) (レス) id: 2e6cf327fb (このIDを非表示/違反報告)
あお（こちらに変更）(プロフ) - この作品大好きです(*^ｰ^)更新頑張ってください♪ (2018年2月7日 22時) (レス) id: b103409ab8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：オクラ | 作成日時：2018年2月6日 23時
