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夕方
どうしても章ちゃんき相談したいことがあって仕事中だけどダメ元で電話をかけてみた
｢もしもし、章ちゃん？｣
｢おん、どした？｣
｢ちょっと話したいことがあって
仕事中にごめんね？｣
｢全然大丈夫やで
どしたん？｣
｢今ね、
Aちゃんが熱出して家に泊まってるんだけど｣
｢熱！？
Aちゃんって櫻井？｣
｢そう、櫻井Aちゃん｣
｢そうなん？
なんで？｣
｢喧嘩したらしいの
大倉の浮気が原因で｣
少し沈黙の時間があった
｢はぁ･･･
いつ｣
章ちゃんの声がワントーン低くなった
その声が出る時は男の時か怒ってる時
今は後者だろう
｢んーと、出張三日目だったかな｣
｢あぁそう
ほいで？｣
｢それでね？
Aちゃんに言ったの
もうそんな奴とは別れなって｣
｢まぁ
そうなるよなぁ｣
章ちゃんも最初に思ったことは私と一緒っぽい
｢でもね、
Aちゃん、私の話聞きながら
"そうですよね"って同意はするんだけど
本心はそうじゃないかもしれないの
目が悲しそうだし、
まだ大倉と別れたくないみたいに見えるの｣
｢そうか｣
｢Aちゃんは章ちゃんにとって大切な後輩でしょ？｣
｢そうやで？｣
｢私にとってはもう妹みたいに可愛い子なの
Aちゃんが悲しんでる顔もう見たくなくて･･･
大倉に早く迎えに来てって言ったらだめかな？｣
章ちゃんはしばらく考えて
｢なつみがそう思うのも分かるで
でも大倉のためにならんよ｣
｢･･･やっぱり、そうだよね｣
｢俺がそっち帰ってくる頃には迎えに来て連れて帰ってると思うで
来るのも時間も問題やて｣
｢そうだといいな｣
｢連絡来てへんの？大倉から｣
｢何も無いんだよね｣
｢まじか｣
そんな長い時間とっても章ちゃんに悪いから
｢章ちゃんありがとう
仕事中なのにごめんね｣
｢ええよ全然
大丈夫やから｣
｢また電話しちゃうかも
いいかな？｣
｢ええよ｣
｢じゃあね｣
｢あ、ちょっと待って｣
｢ん？｣
｢なつみがAちゃんの世話してるのもええけど
なつみも体調崩さんようにな？
俺にとってはAちゃんよりなつみの方が大切やから｣
｢うん･･･
章ちゃんありがとう
お仕事頑張ってね｣
｢おん、ありがとう｣
｢じゃあね｣
｢じゃあ｣
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まお(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます！全部好きなんて嬉しすぎます！1番なんてもう！本当にありがとうございます！！ (2018年2月25日 18時) (
レス) id: 4ea9350c86 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - オクラさんの作品全部好きです。もう1番大好きな作者さんです。頑張ってください！ (2018年2月25日 17時) (レス) id: edc63ad845 (このIDを非表示/違反報告)
まお(プロフ) - Cさん» もうクライマックスに近づいております！と少し遅いかもしれませんが、更新をお待ちください！ (2018年2月19日 22時) (レス) id: 4ea9350c86 (このIDを非表示/違反報告)
C - あああ〜〜はやく続きが読みたいです！ (2018年2月19日 3時) (レス) id: 2e6cf327fb (このIDを非表示/違反報告)
あお（こちらに変更）(プロフ) - この作品大好きです(*^ｰ^)更新頑張ってください♪ (2018年2月7日 22時) (レス) id: b103409ab8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オクラ | 作成日時：2018年2月6日 23時
