3次元なんて聞いてない！【原神】

8 キャラの遭遇率高くない？ ページ10

『はぁ……やっと通れた…』



色々あったが門は通れた。




もう一度言おう




い ろ い ろ あ っ た が




ウェンティ「助かったよ〜旅人。」




空「感謝してよね。パイモンがいらないこと言いそうになってたし。」




パイモン「酷いぞぉ！！」




パイモンが頬を膨らまして空の周りをとんでいる。




この可愛さ罪だよな…てか私ほんとに原神の世界来ちゃったんだ…




空とパイモンをみて改めてここが現実なんだと再認識した。




パイモン「それで、吟遊野郎。こいつは誰なんだ？」




眉を片方上げて手を顎に当ててパイモンが私の方へ向いた。




『花子です。』




ウェンティ「Aだよ〜。なにデタラメいってるの？？」




訂正して、私ににっこり笑顔を向けてきた。




いやアレは人を刺しちゃいそうな勢いだよ。





『だって、知らない人には名前教えたらダメと母に教わったので。』




ウェンティ「本当の理由は？？」




本当の理由は名前を知られたら余計に主要人物との関わりが多くなるからだ。




てかなんならこの子主人公だよ？？言ったらもう…ね？




そんなこと言えないけどね。




『……』




ウェンティはため息をつく。




ウェンティ「僕には言ったのにね。」




空「え、」




私に嫌われてると思ったのか落ち込む空。





パイモン「だ、大丈夫か！」




それを慰めるパイモン。




なにこの図かわいい…って



『ごめんごめん。違うよ嫌ってないない。むしろ超すk…いや、うん、なにもない』




つい口がすべり自爆する私。ゲームやってた時空くんが1番私の中で好感度高かったからさ。




空「？」




パイモン「？」



幸いあんまり聞こえてなかったらしい。




『えと、とりあえずよろしくね。あと嫌ってないからね？？さっきのは冗談だからね！！？？』



圧をかけてよろしくすることにした。




やっぱりウェンティにあった時点で主要キャラを避けては通れないらしい。




私は主要キャラと関わらないようにすることを諦めた。




ていうかあの吟遊野郎私のトリップ事情空くんにいいやがったよこのやろう。

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空くんの口調わからない(；＿；)

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