37 スメール！！ ページ46
『ねぇ、空？今のところ3つの国を回ってきたけどさ、一向に日本に帰る方法が見つからないのはなぜ？？』
大きなため息をつきながら、肘をついて空の方を見た。
空「ま、まぁまぁ…ここのスメールは知恵の神様がいるから、もしかしたら良い情報が手に入るかもだよ！元気だして？」
そう、私は今スメールという国のランバドさんが経営している酒場にいる。
空はニコニコしながら私の顔を見ている。
『はぁ……手に入るといいけど…』
私は今後のことに目を背け、目の前にあるランバドフィッシュロールに手をつけた。
『……うんま！？』
つい、大声で叫んでしまった。
パイモン「お前声がデカすぎるぞ！」
美味しすぎるのが悪い。
パイモンが怒りながら私の周りを飛び回ってる。
やだ可愛い……
…ってそんなことはおいといて、視線を感じるのはなんでだろうか？
主に斜め後ろに座っているテーブル席のイケメン集団の方から視線を感じる…
私はテーブルから身を乗り出して空に近づいた。
『ね、ねぇ空？視線感じない？感じるの私だけかな？』
空「そうだね。俺も視線感じる。」
コソコソ話ってこんなに楽しかったっけ？？
『え、だよね…ちなみに斜め後ろの人知り合いだったりする？？』
うん、こんなに主要人物感を隠しきれてない服装に顔
嫌な予感がするのは私だけだろうか。
空「大当たり！俺の知り合いだ。」
パイモン「…Aおいらを見るな！無理だぞ。そんな顔しても助けてやれないぞ！」
くっそ！パイモンに助けを求めたが無理なようだ。
はぁ…なんだろ、もうなんか周りに美男美女の知り合いしかいなくなる未来しか見えない。
自分の未来に舌打ちしながら腕に顔をふせた。
？「やあ、旅人とパイモン久しぶりだね。それから君は……」
空「あぁ、この子はAだよ。俺の友人だ。」
顔をあげるとイケメン集団の1人がいた。
よく見ると獣人みたいな大きな耳がついている。
？「そうか。こんにちは、僕はアビディアの森所属のレンジャー長、ティナリだ。」
握手を催促してきた。
私は彼の大きな耳が気になりすぎて反応に遅れてしまったらしい。
『……』
ティナリ「…ええと」
パイモン「おいA！」
パイモンに服を引っ張られた。
『あ…ごめんなさい』
私は急いで握手をした。
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ろんげ(プロフ) - あいさん» ありがとうございます！凄く嬉しいお言葉をありがとうございます！頑張って更新させていただきます！ (8月10日 15時) (
レス) id: 9925829fa9 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 初コメ失礼します とても文章が読みやすくて面白かったです これからも無理のない範囲で頑張ってください (8月10日 0時) (レス) @page41 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
ろんげ(プロフ) - スカイチェスさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです🥺🥺更新がんばります！ (2023年4月4日 2時) (レス) id: 9925829fa9 (このIDを非表示/違反報告)
スカイチェス(プロフ) - ノリが良くて面白い作品で一気読みさせてもらいました！更新楽しみに待ってます！！ (2023年3月29日 10時) (レス) @page34 id: e9dad7891a (このIDを非表示/違反報告)
ろんげ(プロフ) - こころさん» お久しぶりです！コメントありがとうございますこころさん！更新頑張ります！💪💪 (2023年2月13日 15時) (レス) id: 9925829fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びんた | 作成日時：2022年4月17日 14時
