3次元なんて聞いてない！【原神】

3 シャレにならん ページ5

本当に勘弁してくれよ。



『…あ、あれ目から汗が…』




目が覚めたら草原にいたとかシャレにならないんだが？？




『きっと、夢だ…夢であってくれ…』




自己暗示をすることで自分を落ち着かせる。




試しに頬をつねってみたが普通に痛い。




『冗談は夢の中だけにしてくれよ。』




絶望的な状況にトリップというやつなんだと信じるしか無かった。




ずーんという効果音がなりそうなぐらい落ち込んでいると、奇妙な声が聞こえてくる。




それははっきりと聞こえた。





つまり、奇妙な声の発信源は近いという事だ。




聞こえてくる方向に、ぎこちなく顔を向けると、





先程プレイしていた原神によく登場するエネミー、ヒルチャールに似ている謎の生物がいた。




いや、あれはみたいなのではなく、本物と仮定してもいいだろう。




『………。』
元の位置へと顔を戻し、フリーズする。




そしてもう一度頬をつねった。




だが今の現状が夢なわけがなく。




ポタリと、汗がでてくる。




今考えてみれば、近くには他とは比べ物にならないくらい大きな樹木が立っていて、近くには像。



これで、確定した。








私は原神の世界にトリップしてしまったのだと。



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展開がはやい！

あと少しでキャラ登場！

4 楽しめねぇよ→←2 眩しい

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