3次元なんて聞いてない！【原神】

33 可愛い女の子 ページ39

…ていうかあとで思ったんだけど行秋私の事担いで来てくれたんだよね…重くなかったのか？？



そんな疑問を抱き璃月港で依頼をこなす。




そんなことを考えていて前を見ていなかったのか誰かにぶつかった。



『ぶへっ』




ぶつかったのと、思っていたよりも変な声が出たことにびっくりした。




鼻をさすってぶつかった人の顔を見上げる。





まぁ普通に一般人だった。





ていうかよくみたらこの辺で有名なナンパ男じゃね？





ナンパ男「おい、どこみて歩いてんだよ。あぶねぇじゃねぇかよおい！」




あぁ、耳元ででかい声で騒ぐなよ。





こちとら生理でイラついてんだよこの野郎。





ナンパ男「…ふーん。よくみたら結構可愛いじゃねぇか。」





私が黙っているのをいい事に、腰を触ってくる。




『…はぁ』




なんかもう色々めんどくさい。





男の股間を蹴り上げようとしたときだった。





？「そこのお前。どうやら法律を知らないようだな？いいぞ、法律の解説は1条ごとに6000モラが必要になるが。どうだ？」



可愛らしい顔に反して発言は可愛くない女の子がナンパ男の手を掴んでいた。



ナンパ男「…んだよお前邪魔するn」



？「おぉ？そうかそうか。そーんなに私の解説が聞きたいか…モラはきっちりと払ってもらうぞ〜！それじゃあまず第1章第1条第1項目は…」





ナンパ男を掴んだまますらすらと璃月商典を言い出した。





ナンパ男「…な、なんだよこいつ。離せ！気色悪ぃ！」




男は気味悪がり私たちの元を去った。




？「…はぁ、こんな真昼間からよくやるものだな。」




ため息を一つつき、私の方を向く。




『…あの、助けていただきありがとうございました！！』





煙緋「あぁ、大丈夫か？とんだ災難だったな。私は煙緋、璃月港の法律家の頂点に立つ者だ！そうだなぁ、もしまたこんな事があったらこの紙に書いている番号に連絡してくれ。」




すごいマシンガントークで私に連絡先を渡して去って行った。





こなれてる感すご…




しれっと主要人物に遭遇して連絡先まで貰ってしまった。



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ちなみにタルタリヤさんにもあった。


何故か私が倒れたことを知っていた。普通に怖い。


タルタリヤさん曰く「いやぁ…噂で聞いたんだよ！ていうか次からは俺に頼ってね！！」


私のお腹をさすってセクハラしたことは許さない。

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