29 羞恥大会 ページ35
あれから、何故か私を褒める羞恥大会が始まった。
空「…あれ、顔赤いよ？大丈夫？」
パイモン「ほんとだぞ…大丈夫かぁ？」
顔を覗き込んできた。
余計に頬が熱くなっていく。
神里綾人「おやおや…褒めるのはこのぐらいにしておきましょうか」
トーマ「…！…そうですね…顔がりんごみたいだ…」
神里綾華「…ほんとうに可愛らしいお方ですね。」
ほんとに私集団リンチにあってる？？？
神里綾人「そろそろ日も暮れます。今日は泊まっていってください。」
空「ほんとに？ありがとうー！」
私は空だけに言ったのだと思い帰る準備をしていたら
神里綾人「Aさんもですよ？そうですね…鍋遊びもしましょうか。」
何故か有無を言わせない笑顔で私を見下ろす神里家当主。
『…あ、アハハ…私やることがあるのd』
神里綾人「…」
『…泊まらせて頂きます…』
無言の圧には勝てない…
鍋遊びだけは勘弁して欲しい…空から聞いたぞこの前。
ケーキとかいれるんでしょ？不味いに決まってんじゃん！！
神里家味覚死んでるよ…
流石に全てトーマさんに任せるのは悪いと思って鍋の手伝いをするために台所に足を進めた。
『あ、トーマさん何か手伝いますよ。』
トーマ「君は客人なんだ。手伝ってもらうなんて悪いよ。」
トーマさんはエプロンをしながら食材を切っていた。
え、何この人妻感。
『…どうせ待ってる時間もすることないので手伝います』
そう言いながら私はもうひとつの包丁を取り、まだ切れてない食材を切り始めた。
作業をしていると何故か視線を感じた。
『…あの、なんですかトーマさん…』
視線の正体はトーマさんだった。
トーマ「…あ、いや手際がいいんだね。」
『トーマさんの方がよっぽどいいと思います。めちゃくちゃ良い旦那様になりますね。』
私はこの時、気を抜いてうっかり言うつもりのなかったことも言ってしまった。
トーマ「…君もきっといいお嫁さんになるね…あ、変な意味じゃないよ…ただ、…」
いきなり静かになったトーマさんの方を見てみると、何故か耳を真っ赤に染めて片手で口元を抑えていた。
『…あ、えと、私もその変なつもりは無いんですけど、ただ、素敵な旦那様になるなって思っただけで…』
誤解を解くように説明していると段々自分も恥ずかしくなって顔が熱くなっていくのを感じた。
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ろんげ(プロフ) - あいさん» ありがとうございます！凄く嬉しいお言葉をありがとうございます！頑張って更新させていただきます！ (8月10日 15時) (
レス) id: 9925829fa9 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 初コメ失礼します とても文章が読みやすくて面白かったです これからも無理のない範囲で頑張ってください (8月10日 0時) (レス) @page41 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
ろんげ(プロフ) - スカイチェスさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです🥺🥺更新がんばります！ (2023年4月4日 2時) (レス) id: 9925829fa9 (このIDを非表示/違反報告)
スカイチェス(プロフ) - ノリが良くて面白い作品で一気読みさせてもらいました！更新楽しみに待ってます！！ (2023年3月29日 10時) (レス) @page34 id: e9dad7891a (このIDを非表示/違反報告)
ろんげ(プロフ) - こころさん» お久しぶりです！コメントありがとうございますこころさん！更新頑張ります！💪💪 (2023年2月13日 15時) (レス) id: 9925829fa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びんた | 作成日時：2022年4月17日 14時
