3次元なんて聞いてない！【原神】

12 青と紫と団長 ページ14

今日はヒルチャールを狩りにモンドを周回しようと思う。

…


ウェンティ｢本音は？｣




『嫌だけど？？？』




何当たり前の事聞いてんの？？




嫌に決まってんじゃん。ディルックさんに言われたから仕方なくだよ！！





『てかなんで貴方が樹木前に待機してんですか？？私今日、だんちょーさんとガイアさんとリサさんが来ることしかディルックさんに教えられてないんですけど？？』






ウェンティ｢僕も参加しようと思って！｣





私に向けてウインクしてきた。





いやそのウインク腹立つな。





『いやあの参加しなくていいです。結構です。』





私は全力で手を振りイヤイヤのポーズをした。





案の定拗ねたのか、ウェンティは口先を尖らせて拗ねていた。





ハイハイ…可愛い、可愛い




深い溜息をついたそのとき、





｢ほぉ、お前がディルックの言っていたやつか。｣





耳元で背後から良い声が聞こえてきて、思わず肩を竦めてビビり散らかした。




『ヒィッ！！？？』





｢あら、可愛い子ね。｣





次は頬を両手で挟まれた。




ボディタッチと良い声の嵐から助けてくれたのは





｢はぁ…彼女が困っているだろう。絡みすぎだ。｣





ジン団長だった。


…




ジン｢ガイアとリサがすまないことをしたな。君がAか？｣




首を傾げて聞いてくるジン団長が可愛すぎる。





『はい！Aです！ディルックさんから今日は一緒にヒルチャール狩りに手伝ってくれると聞いてます！』





ウェンティ｢明らかに僕と対応が違うんだけど？？｣





なんか緑のやつがなんか言ってるけど無視しよう！！





リサ｢健気で可愛いわねぇ。｣





リサさんが笑顔で笑いかけてくれる。





あなたの方が可愛いです！





ガイア｢いじりがいがありそうだな。｣





ガイアさんは目を細めて私をみた。





聞かなかったことにしよう！





『今日よろしくお願いします！』





”リサさんと団長だけに”向けて挨拶をした。




ガイア「つれないなぁ」


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

13 強すぎて草→←11 飴と鞭

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す